圧倒的な実力と美貌で世界を魅了するヴァイオリニスト、
ジャニーヌ・ヤンセン(Janine Jansen)が来日中。それを記念して、2枚のアルバム
『プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番 他』(UCCD-1361 税込2,600円)、
『シェーンベルク:浄夜、シューベルト:弦楽五重奏曲』(UCCD-1362 税込2,600円)が11月14日にリリースされました。
オランダ出身のヤンセンは2003年にデッカと専属契約を結び、毎年のようにアルバムをリリース。本国ではアイドル並みの人気で、これまでのアルバムはオランダで連続プラチナ・ディスクに輝いています。協奏曲のみならず、室内楽にも積極的で、デビュー直後にはみずから室内楽フェスティヴァルも主宰、この音楽祭は現在も続いています。
そんな彼女の最新アルバムは、プロコフィエフ作品集と室内楽アルバム。
プロコフィエフ・アルバムでは、協奏曲第2番を
ヴラディーミル・ユロフスキ指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の伴奏で収録。さらに、日本ツアーでのピアニストでもある
イタマール・ゴラン伴奏によるソナタ第1番。そしてボリス・ブロフツィンとの「2つのヴァイオリンのためのソナタ」が収録されています。
室内楽アルバムは、彼女が主宰するユトレヒト室内楽フェスティヴァルの10回目を記念してのリリース。
シェーンベルクの「浄夜」、シューベルトの弦楽五重奏曲ハ長調D956を気心知れた仲間たちとライヴ録音したものです。収録時間は82分を超える長時間ディスクとなっています。