セシル・マクロリン・サルヴァント（Cecile McLorin Salvant ）の2ndアルバム『ウーマンチャイルド』（VICJ-61688 税込2,100円）が7月24日にリリースされます。

　フランス人の母とハイチ人の父を持つ、マイアミ生まれのセシルは、5歳からピアノ・レッスンを開始するなど、幼い頃から音楽に親しみ育ちました。

　2007年にフランスへ渡り、クラシックを学びながら、ジャズ・パフォーマンスをスタートさせます。

　2009年にヨーロッパ・デビューとなる『セシル』をリリース。ここ日本でも、チャーミングなルックスと大物の予感を感じさせる風格で話題となりました。

　2010年、ジャズ界で最も権威のある〈セロニアス・モンク・インターナショナル・ジャズ・コンペティション〉で優勝。
審査員であるパティ・オースティン、 ディー・ディー・ブリッジウォーター、カート・エリング、アル・ジャロウ、ダイアン・リーヴスといった大御所達を驚嘆させました。

　そして今年ついに、待望のアメリカ・デビューとなる『ウーマンチャイルド』がリリースされます。

　収録曲は、19世紀から親しまれている「ジョン・ヘンリー」やベッシー・スミスのレパートリーの他、母国語であるフランス語で歌ったオリジナル曲などで、幅広い選曲のセンスに驚かされます。

　完璧なピッチ・コントロールとレンジの広い歌唱、ダイナミクスと繊細さを併せ持つ卓越したパフォーマンス、とにかくまだ23歳とは思えないこの風格！エラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーン、カーメン・マクレイの系譜を継承する実力派。すでに伝説となること間違いなしです。