リオン・ウェア 2003/11/05掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
今年は8年ぶりのニューアルバム
『ラヴズ・ドリッピン』をリリースした我らがメロウ大王
リオン・ウェア! 全ソウルファン、マストアイテムとなった
マーヴィン・ゲイの
『アイ・ウォント・ユー』デラックス・エディションも出たし、思わず2枚買いたくなるセクシージャケット(って言うかエロ)も鮮烈な、76年の奇跡的名盤
『ミュージカル・マッサージ』(写真)も未発表音源収録で素晴らしい再発となったし、レコード・コレクターズ誌によるリオン・ウェア特集などなど、ソウルファンにとって2003年はまぎれもなく“リオン・ウェア・イヤー”になったわけで、我々ファンとっては大満足だったのですが、まだ出ます!
“リオン・イヤー”を締めくくるにあたって今年最後の出し収め。日本の夜の恋人達に贈るリオンからのプレゼントは、12月25日に世界に先駆けて発売されます、驚愕の未発表音源集
『ディーパー』(PCD-25017 \2,500(税込))!! ニューアルバム『ラヴズ・ドリッピン』にも日本のファンのためだけに3曲の秘蔵音源を提供してくれて、世界中のマニアから「イイナ〜イイナァ〜!」と羨望の眼差しが注がれましたが、今回、日本先行発売されるこの『ディーパー』は、90年代の初頭〜半ばにかけて、つまり『UNDER COVER』〜『TASTE THE LOVE』の間にあたる時期の音源だそうで、カール・アンダーソン「HOW DEEP DOES IT GO」を共作したジョン・バーンズとの制作曲や当時AORファンからも人気が高く、90年代半ばには“フリーソウル”として人気が再燃した「WHY I COME TO CALIFORNIA」を共作したジャニス・シーゲルとの曲も収録との事で、これは楽しみです! こういった新しめの音源を聴くと、やっぱりリオン・ウェアはソウルと言うよりも、とびきり上質なAORって感じがしますね!