昨年リリースのミニ・アルバム『願いがかわるまでに』が好評、自身が監修した名作『川本真琴』『gobbledygook』の最新リマスター・リイシューも話題となっているシンガー・ソングライター、川本真琴。彼女が、北村早樹子「マイハッピーお葬式」に続き、漫画家 / イラストレイター・本 秀康主宰「雷音レコード」と柴田聡子作品でおなじみ「なりすレコード」によるコラボレーション・リリース第2弾として登場。“川本真琴 with ゴロニャンず”名義での7inchヴァイナル「ミュージック・ピンク」（RHNS-702 1,000円 + 税）が、12月15日（月）に発売となります。

　川本真琴の呼びかけで今夏結成されたばかりの“川本真琴 with ゴロニャンず”。ヴォーカルに川本真琴、ギターに三沢洋紀と植野隆司（テニスコーツ）、ベースに池上加奈恵（はこモーフ）、ドラムは澤部 渡（スカート）というキャラの立った面々が在籍しています。B面に川本真琴初のクリスマス・ソング「聖クリスマスだよ〜ゴロニャンず！」も収めた本作は、12月5日（金）東京・渋谷 CLUB QUATTROにて開催されるワンマン・ライヴ〈復活バビロン王国〉の会場で先行発売が予定されています。

［川本真琴 コメント］
レコードの音はやっぱりいいな。
体温が感じられる。
どこでどんな風にみんな聴くのかな。
A面とB面、幼少の頃、平屋の一軒家ですきま風の入る部屋を思い出す。
外の雲の流れがゆっくり。

ゴロニャンずは2014年夏に結成。
三沢洋紀、植野隆司、池上加奈恵、澤部渡、川本真琴で
黄金町試聴室を拠点に曲を作っている。
自分らで焚き火して焼き芋とか焼く感じ。

そんなかんじ〜♪

［本 秀康 コメント］
今年3月に発足した雷音レコードの年内最後を締めくくるリリースは、なんと川本真琴さん！川本真琴withゴロニャンずのデビュー曲「ミュージック・ピンク」です。三沢洋紀くんの引き合わせで実現いたしました。当初聴かせてもらった三沢くんボーカルのデモは荒野のようなワイルドな風合いで、そのイメージでジャケット・イラストに取り組んだのですが、その後川本さんのボーカル録音に立ち会うと、男臭いザラついた風合いが一行づつ洗い流されて、川本さんのキュートな世界にどんどん更新されていきました。魔法のようでした。ポップなのにザラりとワイルド。そのバランスが絶妙な名曲の完成です。完パケを聴き、ジャケット・イラストはご覧のような華やかな色味に塗り替えられました。B面のクリスマスソングはゴロニャンずならではの超レイドバックスタイルの楽曲です。年末はこのシングル盤でお楽しみください！