ブライアン・イーノが、1988年に芸術的世界観を追求する場として設立した伝説のレーベル「Opal Records」の再始動に合わせて、イーノ自身が本格的にヴォーカルを執ったアンビエント・ポップの珠玉の名盤『Another Day on Earth』(2005年)と、J・ペーター・シュヴァルムとの共作『Drawn From Life』(2001年)が10月16日(金)に再発されます。これを記念し、発売日前日10月15日(木)の19:00より、東京・代官山 蔦屋書店とタワーヴァイナル渋谷・梅田・京都で、リスニング・セッションと先行販売が決定しました。
2005年の『Another Day on Earth』は、当時、『Nerve Net』(1992年)以来となるブライアン・イーノの本格的なソング・アルバムであり、現在も彼の代表的なソロ作品の一つ。若きジョン・ホプキンスをはじめ、長年のコラボレーターであるネル・キャッチポール、J・ペーター・シュヴァルム、レオ・アブラハムズらが参加。歌詞は、オランダの小説家ミッシェル・フェイバーと、アメリカの発明家ダニー・ヒリスとの共作です。「And Then So Clear」「Caught Between」「Bottomliners」「Bonebomb」などの楽曲は、イーノが滅多に行なっていないライヴでも演奏するほどファンに人気の高い楽曲であり、そのうちのいくつかは、2021年のロジャー・イーノとのアテネのユネスコ世界遺産アクロポリス公演、2010年のブライトンフェスティバルで行われたアイスブレーカーとの共演、2023年のイーノ史上初のソロライブ・コンサート・シリーズ〈Ships〉でも披露されています。
一方、2001年にリリースされた『Drawn From Life』は、ブライアン・イーノとJ・ペーター・シュヴァルムによるレアなアンビエント・インストゥルメンタル・プロジェクト。2人はイーノの長年の友人ロルフ・エンゲルを通じて知り合い、1998年にホルガー・シューカイと一緒にドイツのボンで伝説的な即興ライヴを披露しました。また、2000年にイーノとシュヴァルムは、夢枕獏の小説を原作とした岡野玲子の漫画作品『陰陽師』を音楽的に解釈したアルバム『Music for Onmyoji』を日本のみでリリースしています。『Drawn From Life』にはホルガー・シューカイ、ローリー・アンダーソン、ネル・キャッチポール、レオ・アブラハムズらが参加し、2001年にポルト、ランサローテ、そしてフジロック・フェスティバルでのヘッドライナー出演を含むツアーも開催。本作以来、イーノとシュヴァルムは、ジョン・タトゥーロとデボラ・カーラ・アンガーが出演したニコラス・ウィンディング・レフン監督(『ドライヴ』『ブロンソン』)の初期作品『Fear X』(2003年)のサウンドトラックも作曲しています。
『Another Day on Earth』と『Drawn From Life』は、CD、LP、デジタル配信で世界同時リリース。国内盤CDには解説書が封入。LPは通常盤に加え、日本限定カラー・ヴァイナルを発売。さらに、日本語帯と解説書が付属する日本限定カラー・ヴァイナルも発売されます。なお、『Another Day on Earth』の国内盤CDと日本語帯付き日本限定カラー・ヴァイナルには、歌詞対訳も封入。また、両タイトルのすべてのフォーマットの初回生産盤には、今回リイシューされる2作品をつなぐ、イーノ本人による最新エッセイ(※特典エッセイは両タイトル共通)が特典として封入されます。