杉浦日向子の作品『百日紅(さるすべり)』を原作とするアニメーション映画、『百日紅 〜Miss HOKUSAI〜』がこの5月に全国公開。主人公“お栄”役は、本作が長篇アニメーションでの声優へ初挑戦となる、女優の
杏が演じます。
江戸風俗研究家で文筆家、2005年に逝去した漫画家・杉浦日向子の作品が、初の長篇アニメーション化を果たす『百日紅 〜Miss HOKUSAI〜』。主人公であるお栄は、23歳の浮世絵師。彼女が父・葛飾北斎や妹、仲間たちとともに自由闊達に生きる姿が、江戸の四季を通して描かれる浮世エンタテインメントです。
色鮮やかな江戸の街に四季折々の情緒を織り交ぜ、二人の破天荒な絵師の生き方を描くのは、『河童のクゥと夏休み』や『カラフル』などで世界的に注目を集める
原 恵一監督。デビュー当時から大ファンだったという杉浦作品の映像化にあたり、Production I.G と初のタッグで挑みます。
そしてお栄役には、同じく原作の大ファンであるという女優の杏へ原監督が熱列なオファー、出演が決定しました。
杏は今回のオファーについて、「声のお仕事に興味があり、いつか挑戦してみたいと思っていたところ、主演、それも昔からファンだった杉浦日向子さんの作品ということで大変驚きました」とコメント。原作の魅力については、「タイムスリップしたかのような描写、江戸っ子の心の機微が好き」だという彼女、自身が演じるお栄については、「絵の天才的な能力が備わった、一風変わった女性。遠近法や影の描写など、西洋の画風も積極的に取り込んだり、晩年は行方知れずだったり、ミステリアスで興味深い女性です」と感じているそうで、これからの収録に向け、脚本を読んで「様々な要素が盛り込まれた、杉浦日向子の世界がそのまま映像化されます。軽妙洒脱な会話のやり取りも楽しみです」と意欲を語っています。
(C)2014-2015 杉浦日向子・MS.HS / 「百日紅」製作委員会