アレッサンドロ・コルティーニ、ローレル・ヘイロー、Ryo Murakamiらが出演して話題を呼んだ昨年2月開催の〈New Assembly〉から1年。「Berlin Atonal」が日本における国内外のアーティストによる新たな音楽やサウンドアートの制作、奨励、発表を目的とする実験音楽のプラットフォームとしてスタートしたプロジェクト「N/A」によるイベント〈New Code〉が、2月に東京と京都で開催されます。

　同イベントは2部構成。第1部では日本未公開のドキュメンタリー映画「B-Movie: Lust & Sound in West Berlin 1979-1989」を上映し、第2部はモーリッツ・フォン・オズワルド（写真）ほか国内外のアーティストが出演するクラブ・イベントとなっています。

　第1部で上映される「B-Movie: Lust & Sound in West Berlin 1979-1989」は、1979年からベルリンの壁が崩壊した1989年までのベルリンの街と、パンク・ミュージックからテクノの誕生までの音楽シーンを、英マンチェスターから移住してきた青年・Mark Reederの視点で描くドキュメンタリー。当日はMark ReederのトークショーとQ＆Aも実施されます。

　第2部には、モーリッツ・フォン・オズワルドがテクノDJセットで登場するほか、マンチェスターからMiles WhittakerとSean Cantyのユニット、デムダイク・ステア、日本からはDJのYAMAと日野浩志郎のソロ・ユニットYPYが出演。京都公演にはBariumとTaguchi、東京公演にはCarpainter、Mark Reeder、Takahashi、Lil Mofo、Changsie、セーラーかんな子の出演も決定しています。