米ロサンゼルスを拠点に活動するミニマル・ファンク・バンド、ヴルフペック（VULFPECK）が2017年に配信のみでリリースした最新アルバム『ミスター・フィニッシュ・ライン』（PCD-24722 2,400円 + 税）が、日本限定でCD化され5月2日（水）に発売。ボーナストラック3曲を追加収録し、ライナーノーツはTENDREこと河原太朗が担当しています。

　ヴルフペックは、2011年に鍵盤奏者 / ドラマーのジャック・ストラットンを中心に、ジョー・ダート（b）、ウッディー・ゴス（key）、テオ・カッツマン（g）の4人により結成。同年、デビューEP『Mit Peck』を発表し、2015年にはデビュー・アルバム『Thrill Of The Arts』をリリース。続いて2016年に発表した2ndアルバム『ザ・ビューティフル・ゲーム』は日本盤でもリリースされました。

　 最新アルバムとなる本作には、ボビー・ウーマック『The Poet』やマイケル・ジャクソン『Got To Be There』などでの名演でも知られるギタリストのデイヴィッド・T・ウォーカーをはじめ、ビル・ウィザースやクインシー・ジョーンズ、ハービー・ハンコックといったレジェンドたちの作品に参加するドラマー、ジェームス・ギャドソン、プリンスのドラマーとして有名なマイケル・ブランド、そしてファンク・ベース界の第一人者ブーツィー・コリンズが参加。さらに、ジ・インターネットの作品にも参加するクァドロンの女性シンガー、ココ・O.をフィーチャーしたソウル・チューン「Business Casual」をはじめ、ジャクソン5やフォスター・シルバーズの作品を彷彿とさせるポップ・アルバムとなっています。