ビーチ・ボーイズとロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団との“共演”を収めたアルバム『ビーチ・ボーイズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』（UICY-15747 2,500円 + 税）が6月8日（金）に全世界同時発売。iTunesでは予約受付が開始され、予約者は収録楽曲「ファン・ファン・ファン」の先行ダウンロード可能となっています。

　本作は、マルチ・トラック・テープから抜き出されたビーチ・ボーイズのオリジナルのヴォーカル・トラックに、アビイ・ロード・スタジオで新たなアレンジのもとでレコーディングされたロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏を組み合わせたもの。収録曲は「素敵じゃないか」「神のみぞ知る」をはじめとする名盤『ペット・サウンズ』からの5曲や、「ファン・ファン・ファン」「ドント・ウォーリー・ベイビー」「カリフォルニア・ガールズ」「グッド・ヴァイブレーション」など、1960年代の大ヒット曲を中心とした全17曲。

　ブライアン・ウィルソン（Brian Wilson）は本作について「私が1960年代に作ったヴォーカルのアレンジは、オーケストラにぴったり合うと思っていたし、それを実現させるのにふさわしいオーケストラは世界中でロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団以外にはいない」とコメント。マイク・ラヴ（Michael Love）は「ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団がビーチ・ボーイズの曲に素晴らしいアレンジを施してくれたのは本当にすごいことだ。我々の音楽をまったく新たな次元に持って行ってくれたように感じる」と語っています。