多くのコンテスト / コンクールへの入賞を誇る箏奏者の
杉浦 充が、「新高砂」「八段」「花」といった純邦楽、童謡・唱歌とみずから書き下ろした新曲「令和、美しき時代に」を奏でるアルバム『
琴が奏でるおめでたい調べ〜令和、美しき時代に〜』(CD RES-322 2,400円 + 税)を12月4日(水)に発売します。
2012年12月にリリースされベストセラーを続ける『
琴が奏でるおめでたい調べ決定盤』に続き、ふたたび杉浦が祝いの日にふさわしい音色を聞かせるこのアルバムは、全編琴のみの演奏によるもの。ソロのほか、杉浦による多重録音、共演に美和円香を迎えた演奏が聞けます。演奏には一般的な十三弦の箏のほか、二十弦、十七弦も用いており、これについて杉浦は「従来の十三絃箏から改良発展、開発された二十弦箏、そして低音の十七弦箏を重ねて録音することにより、ふくよかで幅と奥行きのある箏の音の響きを目指しました。また、単音の美しさに加えて、コードによるハーモニーの美しさを多弦の箏を使用することで目指しました」と述べています。
また、このアルバムについては「日常の中で、そしておめでたい日に、日本における最も歴史のある和楽器のひとつである“箏(こと)”の音色とその音楽が、当たり前のように聴かれ、また耳に入ることを願って本作品の制作にあたりました。箏という楽器のことをよく知らない、今まで触れたことも聴いたこともない。そんな方々にひとつの入り口として、このアルバムを手に取っていただければ幸い至極です」とコメントしています。