2005/03/04掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
以前お伝えした3月23日発売の4タイトルに続き、今年生誕60周年を迎えた
ボブ・マーリィの記念リリースが5月11日、ユニバーサル ミュージックより新譜2タイトル、再発16タイトルを揃え、登場することに(リストは下記参照)!
1945年ジャマイカに生まれ、1961年に
バニー・ウェイラー、
ピーター・トッシュらと
ウェイラーズの母体となるグループを結成、1973年の『キャッチ・ア・ファイアー』でレゲエを世界に知らしめたボブ。さらにバニー、ピーター脱退後も『ライヴ!』(写真)や『エクソダス』などの名作を発表、1981年に惜しくも他界したのちも、依然世界中のミュージシャンや人々に影響を与え続けており、今回のリリースはそんなボブがさらに注目されるきっかけとなりそうですね。またこのリリースにあたっての記念キャンペーンも予定されているようです。
さっそく全18タイトルを簡単にご紹介すると……
<新譜2タイトル>
●
『ベスト・コレクション』(UICZ-1151〜2 \3,200(税込))
●
『ベスト・コレクション・デラックス・エディション』(UICZ-1153 \4,800(税込))
代表曲34曲を予定、ボブの全キャリアを網羅したCD2枚組。『デラックス・エディション』はDVD付き。
<再発16タイトル ※各税込\1,470>
【ボブ・マーリィ】
●
『キャッチ・ア・ファイアー+2』(UICY-9541)
1973年のアイランド・デビュー作。
●
『バーニン+3』(UICY-9542)
初期ウェイラーズならではの絶妙なハーモニーが楽しめる1973年作。
●
『ナッティ・ドレッド+1』(UICY-9543)
1974年作。「ノー・ウーマン、ノー・クライ」ほか、ボブのヴォーカルに深みが。
●
『ライヴ!+1』(UICY-9544)
ロンドンでのライヴ。グルーヴィなバック、ボブの存在感などを含め稀代の名盤。
●
『ラスタマン・ヴァイブレーション+1』(UICY-9545)
1976年ジャマイカでの録音。ハイレ・セレシエの死を否定した「ジャー・リヴ」がボーナス・トラック。
●
『エクソダス+2』(UICY-9546)
狙撃事件後、ジャマイカから逃れたボブ。1977年ロンドンでの録音。
●
『カヤ+1』(UICY-9547)
「イズ・ジス・ラヴ」ほか、愛と平和、ガンジャへのオマージュが散りばめられた1978年作品。
●
『バビロン・バイ・バス』(UICY-9548)
1978年のヨーロッパ・ツアーを収録したライヴ盤。
●
『サヴァイヴァル+1』(UICY-9549)
アフリカの平和を訴えた1979年作品。「アフリカ・ユナイト」「ジンバブエ」収録。
●
『アップライジング+2』(UICY-9550)
1980年作。ボブ生存中にリリースされた最後の作品。「リデンプション・ソング」ほか。
●
『コンフロンテイション+1』(UICY-9551)
ボブ亡きあと、妻のリタ・マーリー、アイランドのクリス・ブラックウェルによって編集された1983年発表作。
●
『レベル・ミュージック』(UICY-9552)
レベル・ミュージック=反逆の音楽というタイトルで、そんなボブの側面が感じられる曲をまとめたもの。1987年発表。
【バニー・ウェイラー】
●
『ブラックハート・マン』(UICY-9553)
ウェイラーズの精神的な支柱と称されたバーニー・ウェイラーのデビュー盤。1976年発表。
●
『プロテスト』(UICY-9554)
1977年発表作。実力派シンガーでもバニーによるアイランドでの名盤。
●
『シングス・ザ・ウェイラーズ』(UICY-9555)
ボブ・マーリィ&ザ・ウェイラーズのカヴァー集。
リー・ペリー●
『スーパー・エイプ』(UICY-9556)
ボブ・マーリィのプロデューサーとしても有名なリーの76年発表作。
アップセッターズ名義でリリースされ、イカしたイラスト画も要チェック。