シンガー・ソングライターの
藤田麻衣子が、単独公演としては6年ぶりとなるクリスマス・ライヴ〈藤田麻衣子 Xmas Special Live 2019〉を12月10日に開催。ステージにて、2020年3月に5枚目のオリジナル・アルバム『necessary』をリリースすることを発表しました。
サポートにインディーズ時代から何度もセッションをしている
山本清香(ピアノ)、
沖増菜摘(バイオリン)、
島津由美(チェロ)らを迎えたクリスマス・ライヴは、アットホームな雰囲気のままアンコールを含め約2時間のステージに。代表曲「素敵なことがあなたを待っている」、クリスマスにちなんだ冬の曲「White Christmas」、今年「NHKみんなのうた」で放送された「
wish 〜キボウ〜」、11月に配信リリースされた新曲「思い出にはいつも」など全16曲を披露し、会場を感動の渦に巻き込みました。
また、『necessary』のリリースはアンコールのMCで発表。サプライズのあと藤田がアルバムの表題曲を含めた新曲2曲を弾き語りすると、観客からは万雷の拍手が送られました。
前作『
wish』以来1年ぶりとなる本作について藤田は、「“どの楽曲も、誰かのことを必要としている歌”だということと、“このアルバムを必要としてる人の元に必ず届くCDになる”と感じていて、タイトルは『necessary』にしました」とコメント。発売日、収録楽曲などは後日発表されます。
なお、藤田は本ライヴにあわせてYouTubeにて公式チャンネルを開設。インディーズ時代の映像をはじめ、2014年のメジャー・デビュー以降発表された、全9本のミュージック・ビデオをフル・ヴァージョンにて初公開しています。
[コメント]「どの楽曲も、誰かのことを必要としている歌」だということと、「このアルバムを必要としてる人の元に必ず届くCDになる」と感じていて、タイトルは「necessary」にしました。
「necessary」というタイトルの楽曲もあって、その歌詞に「温もり、視線、会話」という言葉が出てきます。私自身、生きていく中でこれよりも大切なものなんかないなぁと思っているところがあります。
もちろん衣食住は大切なんですが、愛情ってとても大切で、それが伝わる瞬間って、「温もり、視線、会話」なんじゃないかなって。
一番必要なものだと思っていることについても書けたので、アルバムのタイトルは「necessary」しかない!と思いました。
恋人とかパートナーとか、家族とか、子どもとか、ペットとか、友達とか、みなさんそれぞれに大切な人がいると思います。限定する歌じゃなく、みなさんそれぞれの大切な人が浮かぶようなアルバムを、作れたらなぁと思っています。楽しみにしていてください。――藤田麻衣子