4月3日に公開された
The 1975の新曲「Jesus Christ 2005 God Bless America」にもゲスト・ヴォーカリストとして参加している、米ロサンゼルス出身のシンガー・ソングライター、
フィービー・ブリジャーズ(Phoebe Bridgers)が、ニュー・アルバム『パニッシャー』(CD DOC200JCD 2,400円 + 税)を6月19日(金)に発表します。アルバムから「キョウト」「ガーデン・ソング」が公開中。
2017年のデビュー・アルバム『
ストレンジャー・イン・ジ・アルプス』以来、3年ぶりとなるアルバムには、長年のバンドメイトを中心に、ブリジャーズとともにユニットの
ボーイジーニアスで活躍した
ジュリアン・ベイカーと
ルーシー・ダカス、
ベター・オブリヴィオン・コミュニティー・センターの名でブリジャーズとコラボ・アルバムを発表した
コナー・オバースト、ニック・ジナー(
ヤー・ヤー・ヤーズ)、
ジェニー・リー・リンドバーグ(
ウォーペイント)、ブレイク・ミルズ、
ジム・ケルトナーらそうそうたるゲストが参加。
『ストレンジャー・イン・ジ・アルプス』でもコラボレートしたTony BergとEthan Gruskaとともに、2018年の夏から2019年の秋にかけて制作され、プリジャーズは共同プロデューサーも務めました。ミックスは前作と同様、マイク・モーギスが担当しています。
「キョウト」のミュージック・ビデオの撮影は、3月に予定されていた公演での来日時に行なわれる予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で公演が中止となったため、ロサンゼルスでグリーン・スクリーンを使って行われました。この曲について、ブリジャーズは「インポスター症候群についての歌。ずっと行きたかった日本に初めて行って、私の歌を聴きたい人たちの前でプレイして、誰か他の人の人生を生きているように感じた。私は悪いことが起こった時だけではなく、良いことが起こった時も解離してしまう。自分の本来あるべき姿を演じているように感じることができる。最初はバラードとして書いたけど、その時、スローな曲をレコーディングするのにうんざりしていたので、このようになったの」と語っています。