MONO NO AWAREの新曲「ゾッコン」が、9月11日(金)より公開される劇場アニメ「海辺のエトランゼ」の主題歌に決定しています。
劇場アニメ「海辺のエトランゼ」は、紀伊カンナのデビュー作で祥伝社「on BLUE」で連載された人気BL漫画が原作。沖縄の離島を舞台に、両親のいない高校生・知花実央と、小説家の卵・橋本 駿の恋愛を描く作品で、このたび待望の劇場アニメ化となります。
BLアニメレーベル「BLUE LYNX」の3作目として公開される本作では、制作をスタジオ雲雀が担当し、紀伊も監修とキャラクター・デザインで参加。また、映画主題歌のために書き下ろされた新曲「ゾッコン」は、MONO NO AWAREが贈る青春ロックンロール・ナンバーとなっており、8月頃本予告にて公開予定です。
MONO NO AWAREでヴォーカル・ギターを務める玉置周啓は「フィクション作品の主題歌を作ること自体が初めてなので、興奮と不安が入り混じっていましたが、漫画好きとしてはお声がけ頂いただけで幸せなことでした」とコメントをしています。
[コメント]フィクション作品の主題歌を作ること自体が初めてなので、興奮と不安が入り混じっていましたが、漫画好きとしてはお声がけ頂いただけで幸せなことでした。初めて原作漫画を読んだ時は、海を眺めて「最高だー」と思うときのような感情が全体を包みながらも、台詞や表情から自分の生活を省みる瞬間もあり、複雑な気持ちになりました。しかし、その複雑さが、自分たちの音楽に共通しているかも知れないとも思ったので、このような機会を頂けたことを、改めてうれしく思います。公開が夏の終わりなのも、賛成です。――玉置周啓