のちに映画『フットルース』のメイン・テーマを手掛けるなどヒット曲を量産するケニー・ロギンスが、バッファロー・スプリングフィールド、ポコと渡り歩いていたジム・メッシーナとともに72年に結成したロック・デュオ、ロギンズ&メッシーナ(写真は『シッティン・イン』)。77年の解散までに「ダニーの歌(Danny's Song)」「プー横丁の家(House at Pooh Corner)」「ママはダンスを踊らない(Your Mama Don't Dance)」などのヒット曲を放ち、ウエスト・コースト・ブームに拍車をかけた彼らでしたが、なんと、そのロギンズ&メッシーナが約30年ぶりとなる全米ツアーを開催することに!
すでに昨年、米カリフォルニアにて再結成ライヴを開催していたものの、本格的なツアーとなると解散前年の76年以来、じつに約29年ぶり(!)。6月24日の米アイダホを皮切りに全40公演を予定しているらしく、またいくつかのライヴではマイケル・マクドナルドなどのゲスト・ミュージシャンも参加する模様です。かつてウエスト・コースト・サウンドに酔いしれた経験を持つ方は、思い切って飛び立ってみてはいかがでしょうか? なお、米国ではツアーに併せる形で、代表曲を網羅したベスト・アルバム『The Best: Loggins & Messina Sittin' in Again』も5月24日にリリースされる予定です。こちらもお忘れなく。