2年ぶりのフル・アルバムとなる本作は、山に囲まれたスペインの古都サラゴサに約10週間滞在して制作。火山をはじめとする地質学的要素にインスパイアされており、ギターやストリングス、ピアノといった生音やエレクトロニック・ノイズの蠢き、重厚なコーラスワーク、そして彼女の変幻自在なヴォーカルが、大自然の神秘性や苛酷さ、畏怖といったものを生々しく描き出しています。ジャケットのアートワークや「How to Fight」のMVなど、過激なヴィジュアル表現も期待を裏切らない出来栄え。アブストラクトだった前作からヴィヴィッドな芸術表現へと鮮やかに転生した“火の鳥”アースイーターが、リスナーを新たな衝撃と感動で包み込みます。