黒と黄色の縞模様をあしらった衣装、ステージから観客席に聖書を投げ入れるという独特のパフォーマンス、そして何よりもキャッチーで明快なハード・ロックで人気を博したクリスチャン・メタル・バンド、ストライパーが新作を発表します（写真は名作『トゥ・ヘル・ウィズ・ザ・デヴィル』）。90年の『無法の掟』以来、15年ぶりとなるスタジオ・アルバムのタイトルはズバリ、『Reborn』。

　92年にマイケル・スウィート（vo,g）の脱退に端を発し解散。各自の活動を経て、2000年から2001年にかけては断続的に再結成ライヴを行なっていましたが、本格的な活動は2003年に入ってから。Hollywood Recordsからリリースされたベスト盤『7：The Best of Stryper』に2曲の新曲を収録、ツアーも開始され、その様子を収めたライヴ盤『7 Weeks：Live In America』を翌2004年に発表。ともに日本でも輸入盤市場で好セールスを記録しました。そしてついに、新作発表となった訳です。

　残念ながらベーシストのティム・ゲインズは2004年に脱退してしまいましたが、マイケル、ロバート・スウィート（ds）、オズ・フォックス（g）は健在（ベースはトレイシー・フェリーなる人物が担当しています）。現在、コチラで4曲の試聴が可能。気になる方はぜひチェックしてみてください。新作の発売は米国で、Big3 Recordsから8月16日の予定です。なお同レーベルからは、今年末にDVDを発売する予定もあるそうです。

●『Reborn』収録予定曲
01. Open Your Eyes
02. Reborn
03. When Did I See You Cry
04. Make You Mine
05. Passion
06. Live Again
07. If I Die
08. Wait For You
09. Rain
10. 10,000 Years
11. I.G.W.T.