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マカヤ・マクレイヴン、ブルーノートからのデビュー・アルバムを発表

マカヤ・マクレイヴン   2021/08/26 13:23掲載
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マカヤ・マクレイヴン、ブルーノートからのデビュー・アルバムを発表
 「ビート・サイエンティスト」の異名を持つドラマー / プロデューサーのマカヤ・マクレイヴン(Makaya McCraven)が、ブルーノートからのデビュー・アルバム『ディサイファリング・ザ・メッセージ』を11月19日(金)に発表します。アルバム収録曲「フランクス・チューン」が先行配信中です。

 サンプリング、リミックスを得意とし、ループの達人として知られているマクレイヴンは、今回のアルバムでブルーノートの歴史を掘り下げ、アート・ブレイキーホレス・シルヴァークリフォード・ブラウンデクスター・ゴードンらが発表してきた名曲に新たな解釈を加えリミックスしました。さらにプロデュースとミックスもみずから担当。オリジナル音源を尊重しつつ、ヒップホップを基調にしたアンビエントな広がりのある作品に仕上げています。

 また、過去の音源をそのまま使用するのではなく、ジョエル・ロス(vib)、マーキス・ヒル(tp)、グレッグ・ワード(as)、マズ・ゴールド(g)、ジェフ・パーカー(g)、ユニウス・ポール(b)、デショーン・ジョーンス(ts、fl)が参加し、新たな音を加えました。

 先行配信された「フランクス・チューン」はもともとジャック・ウィルソン(p)が1967年にリリースした『イースタリー・ウインズ』に収録されているハードパップ・チューン。これをマクレイヴンは2ステップのダンス・グルーヴに合わせて踊っている人々を連想させる80年代のR&B風に蘇らせました。曲の冒頭と最後ではアート・ブレイキーの声を聞くことができます。また、今回のアルバムではそれぞれの楽曲にAKA(=別名)が付けられており、「フランクス・チューン」には「De'Jeff's Tune」のAKAが付いています。

 マクレイヴンは一つのライヴハウスで行なわれたショウのように連続したセットに聴こえるようこのアルバムを組み立てたといいます。ビバップからハードバップへと移行する時間軸のどこかに位置付けられているようで「若いミュージシャンがバンドを渡り歩くという、まるで通過儀礼のようなアイディアに触発され、ある時代に焦点を当てたいと思っていました」と語っています。



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