竹島宏が、10月31日に東京・ホテル椿山荘東京にて〈竹島 宏バースデーライヴ2021〉を開催しました。
本公演は当初、竹島自身の誕生月でもある8月に開催が予定されていましたが、緊急事態宣言下中ということもあり延期となっていました。
「皆様の元気なお顔を見ることができて嬉しく思います。このような状況で来られなかった方々の分も思いっきり楽しんでください!」と挨拶をし、「夜明けの夢」でライヴが幕開け。前半は自身の曲のほかにも、
大橋純子「シルエット・ロマンス」、
森進一「東京物語」、
喜納昌吉「花」、
スターダスト☆レビュー「木蘭の涙」と誰もが知っている名曲をカヴァー、多くの観客が竹島の歌声に釘付けになりました。続いて竹島は「デビュー20周年を迎え、これからは大人の歌謡曲を歌っていきたい。心の中に芽生えた感情や想いを歌に乗せて皆様に届けていきたい」と語り、会場は拍手に包まれます。
後半は白のジャケットに身を包んで、バンドの演奏と共に登場。2021年6月に発売されたNHK BS時代劇『大富豪同心2』の主題歌でもある「
向かい風 純情」をキレのあるダンスと共に熱唱。歌い終わった直後、サプライズで「Happy birthday to you」の演奏が始まり、大きなバースデー・ケーキがステージに現れ、自身で「Happy birthday to me〜♪」と歌い蝋燭を吹き消すと、会場には笑いと拍手が沸き起こりました。
ライヴ終盤では、自身の20周年を振り返りながら「この20年間なかなかうまくいかないこともあったけれど、僕の思いとは裏腹に強靭な心を持つ逞しいファンの皆様のエネルギーにいつも支えられています。これから先どうなるか分からないけれど、嬉しい報告がたくさんできるように、これからも前向きに頑張っていきたいと思います」と涙ながらに語り、8月に発売されたばかりの20周年記念曲「
プラハの橋」を歌唱。
アンコールの拍手が鳴りやまぬなか、再び竹島は壇上に登場。「プラハの橋」のカップリング曲「君の明かり」を歌い、続けてカヴァー曲「Far away」を披露。最後は観客とのエアーハイタッチで幕を閉じました。