東洋化成主催の“レコードの日2022”キャンペーン・エントリー参加作品として、
エレファントカシマシの名作アルバム『
ココロに花を』(96年)が初めてアナログ・レコード化、さらに
BONNIE PINKの初期3作品がカラー・ヴァイナル仕様で新たに復刻。共に11月3日(木・祝)に発売されることが決定しました。
前作から2年以上のインターバルを経て、ポニーキャニオン移籍第1弾として発売されたエレファントカシマシの8thアルバム『ココロに花を』は、
宮本浩次(vo,g)のリクエストにより、バンドとして初めて外部プロデューサーを導入。アルバムからの先行シングルとなった最初のセッションでは
土方隆行、続く本アルバムのセッションでは
佐久間正英がプロデューサーとして起用されました。
「悲しみの果て」「四月の風」「孤独な旅人」など人気曲を収録する本作は、当時隆盛を誇った大型CDショップの店頭で軒並み1位を記録。オリコンでもTOP10入りというスマッシュヒットを飛ばし、まさにその後のエレファントカシマシの大躍進に至る転機となりました。今回の初アナログ化にあたり、アナログ・カッティングのパイオニア、小鐵徹が腕をふるっています。
一方、BONNIE PINKは、2016年にデビュー20周年記念として限定発売された1st〜3rdアルバムのアナログLPレコード3作品を、今回新たにカラー・ヴァイナル仕様で復刻。
井出靖プロデュース、
信藤三雄アートワークによる95年発表の1stアルバム『
Blue Jam』は、クリアパープル・カラー・ヴァイナル仕様にて、「オレンジ」「Maze Of Love」ほか8曲を収録。
続くスウェディッシュ・ポップ・ムーヴメントの立役者、
トーレ・ヨハンソンとスウェーデンのタンバリン・スタジオで制作した97年発表の2ndアルバム『
Heaven's Kitchen』は、魅力的な歌声と閃き、手作り感あふれるサウンドが普遍的な魅力を放つ大ブレイク作品。クリアスカイブルー・カラーヴァイナル仕様にて、「Heaven's Kitchen」「It's gonna rain!」「Lie Lie Lie」ほか12曲を収録。
前作に続き、トーレ・ヨハンソンがプロデュースした98年の3rdアルバム『
evil and flowers』は、制作環境を変え、スウェーデンのトーレの自宅兼スタジオに2ヵ月滞在して制作。自己と向き合って完成したアルバムのトータリティは、彼女の全作品の中でも1、2を争う出来に。ピュア・カラー・ヴァイナル仕様にて、「Evil And Flowers(piano version)」「Forget Me Not」「金魚」ほか13曲を収録。
いずれも小泉由香リマスター音源をマスターに採用、歌詞ブックレットにはBONNIE PINK本人によるライナーノーツが掲載されます。