大阪・難波元町に存在した伝説の喫茶店「ディラン」を題材にしたCD『喫茶「ディラン」にまつわる唄たち』が、8月26日(水)にリリースされます。
『喫茶「ディラン」にまつわる唄たち』は、日本のインディ・レーベルの先駆けとして1969年に産声をあげ、70年代末に活動を終了したURC(アングラ・レコード・クラブ)のレーベルの発売権を持つソニーミュージックからリリースされているコンピレーション・シリーズ“URC銘曲集”の第5弾。選曲・監修は、
西岡恭蔵、
加川良、
友部正人、中川イサトなど数多くのフォーク系ミュージシャンが集まっていたことで知られ、1969年から長年にわたり喫茶「ディラン」のマスターを務めた
大塚まさじが担当しています。
大塚は、喫茶「ディラン」の常連の中から、西岡、永井ようとともにフォーク・トリオの
ザ・ディランを結成。西岡の脱退後、1971年に永井と
ザ・ディランII(セカンド)を結成し、URCから「男らしいってわかるかい/プカプカ」でレコード・デビューを飾り、1976年には「遠い昔ぼくは…」でソロ・デビューしたことでも知られています。
CD『喫茶「ディラン」にまつわる唄たち』には全17曲を収録。各アーティストや当時の「ディラン」にまつわるストーリーを綴った、大塚自身による詳細なライナーノーツが掲載されています。日本のフォーク・シーンの一断面が鮮やかに浮かび上がるような、資料的価値も高いコンピレーションと言えるでしょう。
CDブックレット掲載のライナーノーツには「喫茶〈ディラン〉が開店したのは1969年8月15日で、どこにでもある街の喫茶店としてひっそりとはじまったのだが、その後に起こる様々な出来事を誰が想像できたであろう。あれから57年、〈URC〉と〈ディラン〉にまつわる人たちの歌をぼくなりに集めてみた」と記されています。
Photo©YOSHI ITOKAWA