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クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ、パリの地下墓地でのパフォーマンスを記録した映像作品のリリースを発表

クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ   2025/05/14 18:08掲載
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クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ、パリの地下墓地でのパフォーマンスを記録した映像作品のリリースを発表
 クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ(QUEENS OF THE STONE AGE / 以降QOTSA)が、パリのカタコンブ(地下墓地)でのパフォーマンスを記録した映像作品 『Alive in the Catacombs』を6月5日(木)に公開することを発表しました。

 本作は、長らく噂となっていたバンドによるパリの地下墓地でのパフォーマンスを記録した、映像と音のドキュメント。2024年7月に撮影・録音され、QOTSAのこれまでにない姿と音を捉えたものです。彼らのキャリアを網羅する楽曲の中から厳選されたセットリストが、カタコンブに合わせて大胆に再構築され、何百万人もの人骨に囲まれた空間でかつてないほど親密な形でQOTSAが存在しています。「これまでで一番多くの“聴衆”に囲まれて演奏したよ」とジョシュ・ホーミは振り返ります。

 パリのカタコンブは、全長320km(約200マイル)に及ぶ巨大な地下納骨堂で、18世紀に埋葬された数百万体の遺骨が積まれており、壁の多くは頭蓋骨と骨で構成。ジョシュは20年近く前に初めてこの地を訪れて以来、QOTSAとしてこのカタコンブで演奏することを夢見てきました。しかしパリ市は、これまで一度もアーティストに演奏許可を与えたことがなく、法を守る善良市民であるQOTSAは正式な許可が下りるまでその夢を待ち続けました。

 レ・カタコンブ・ドゥ・パリのエレーヌ・フルミニュは「パリのカタコンブは、想像力の宝庫です。アーティストがこの空間を捉え、繊細な解釈を提示してくれることは私たちにとっても意義深いものです。地下へ降り、死を見つめることは、とても強烈な体験になり得ます。ジョシュは、この空間が持つ力を身体と魂で感じ取ったように思います。録音は、カタコンブの神秘、歴史、そして内省的な雰囲気と完璧に調和しており、特にカタコンブ内の静けさの繊細な使い方が際立っています」とコメントを寄せています。

 選曲、楽器の構成、演出のすべては、カタコンブという場に最大限の敬意を払って緻密に計画。音響や環境音――水の滴る音、反響、自然な共鳴――から、音楽を引き立てる暗い照明まで、一切が細部に至るまで配慮されています。スタジオの防音室やステージ上のモニターという快適な環境から遠く離れた場所で、『Alive in the Catacombs』はバンドが単にこの挑戦に挑むだけでなく、それを真正面から受け入れる様子を捉えています。

 ジョシュは「あの場所は何もかもが削ぎ落とされているから、俺たちも余分なものを削ぎ落とした。そして音楽が削ぎ落とされ、言葉が削ぎ落とされた…あの場所でロックしようとするのは馬鹿げている。あの空間がすべての決断を下した。あの空間がすべてを支配している。あの空間にいる時は、そこに従うしかない」と回想。その結果、QOTSAは最も本質的な形に凝縮されました。

 ジョシュ・ホーミ、トロイ・ヴァン・リューウェン、マイケル・シューマン、ディーン・フェルティータ、ジョン・セオドアの5人に三重奏のストリングスが加わった編成で、打楽器には鎖や割り箸といった即興の道具を使用。『Alive in the Catacombs』は、QOTSAが必然的に最もプリミティヴな形に削ぎ落とされた作品に。電源がないため、電気ピアノにはカー・バッテリーをつなぎ、いわば「アンプラグド」ですらない状態で演奏を敢行。そして、すべての曲はオーバーダブや編集なしの完全な一発録りで、フィルターも一切かけていません。

 『Queens of the Stone Age: Alive in the Catacombs』には、言葉では表現しきれない壮麗さ、静けさと壮大さが見事に同居する作品。仏のプロダクション会社ラ・ブログテークが制作、トマ・ラメスが監督を務めており、QOTSAと〈Matador Records〉によってリリースされます。

 QOTSAの公式サイトにてレンタルおよび購入が可能であり、予約受付中。6月7日(土)までに購入すると、メイキング映像への限定アクセスと、ストリーミングおよびダウンロードが利用できます。音源のみのヴァージョンについては、近日中にアナウンス予定されるとのことです。


Photo by Andreas Neumann

QUEENS OF THE STONE AGE『Alive in the Catacombs』
QUEENS OF THE STONE AGE公式サイト予約ページ:
qotsa.com
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