ラマタム 2006/08/01掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
1972年にデビュー、2枚の作品を残して消滅した米国の
ラマタムの作品が、紙ジャケットとして日本でも発売されることになりました。このラマタム、
ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのミッチ・ミッチェル(ドラムス)、ブルース・イメージ〜
アイアン・バタフライのマイク・ピネラ(ギター、ヴォーカル)らによって結成され、美形の女性ギタリスト、エイプリル・ロートンが在籍したことで知られています。ロートンの見事なテクニックは現在でも評価が高く、米国のハード・ロックを紐解く際には必ず名前の出てくるバンドです。
今回紙ジャケ化されるのは、ブラスも交え、異様なテンションで迫る1st
『ラマタム』(写真・72年)と、ミッチェルとピネラが脱退、メンバーを一新しての2nd
『暁の妖精』(73年)。発売は10月21日の予定です。いずれも日本では初のCD化となりますので、紙ジャケ云々を抜きにしても、未聴のロック・ファンはぜひチェックしてみてください。それにしても、ロートン嬢がこの後ロック・シーンから消えてしまったのは、やはり残念……。
<ラマタム紙ジャケット>
※( )内は原題
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『ラマタム(Ramatam)』(VICW-60034 税込\2,625)
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『暁の妖精(In April Came The Dawning Of The Red Suns)』(VICW-60035 税込\2,625)