チェリストの
ハウザー(HAUSER)が、映画のために書かれた不朽のメロディをロバート・ジーグラー指揮
ロンドン交響楽団とともに録音したアルバム『
シネマ』を9月12日(金)に発表します。このアルバムから、
ビリー・アイリッシュが映画『
バービー』の主題歌として兄の
フィニアスとともに書いた「ホワット・ワズ・アイ・メイド・フォー?」のカヴァーが、ミュージック・ビデオとあわせて公開されています。ハウザーがビリー・アイリッシュをカヴァーするのはこれがはじめてです。
約1年半ぶりのアルバム『シネマ』では、ハリウッド黄金時代の不朽の名作『風と共に去りぬ』など、誰もが一度は耳にしたことのあるメロディに加え、ハウザーお気に入りの作曲家
ジョン・バリーによるロマンティックな作品や、
ニーノ・ロータ、
エンニオ・モリコーネ、
フランシス・レイ、
ヴァンゲリスといったヨーロッパのレジェンダリー・コンポーザーたちの隠れ名曲まで、全25曲を収録。
ハウザーは新作について「『シネマ』は、すごくパーソナルなアルバムなんだ。収録曲の中には、僕が“隠れた宝石”と呼んでいるようなあまり知られてない曲もあるかもしれない。でもこのアルバムを聞けば、きっと皆さんのお気に入りになるんじゃないかと思う」とコメントしています。ハウザーは、
2CELLOSとして映画音楽を録音したアルバム『
スコア』をリリースしていますが、『シネマ』は彼がこのジャンルに初めてソロで挑んだ作品。ハウザー自身の映画への情熱を反映した意欲作となっています。
Photo by Simon Emmett