今年9月にデビュー10周年を迎えた
つじあやの。これを記念するライヴ・ツアー〈LIVE つじギフト 〜10年目のおくりもの〜〉を12月3日(金)東京キネマクラブ、12月15日(土)大阪umeda AKASOにて行ないました! 10周年らしく、デビュー当時の楽曲から未発表曲まで、Wアンコール含む計21曲を披露するスペシャルな内容に!
印象的な緑のブローチがついた白のワンピースにブーツ姿のつじあやのがステージに登場、彼女には珍しいフル・バンド編成での「春は遠き夢の果てに」から静かにライヴはスタート。「こんばんは、つじあやのです。今日は楽しんでいってください」と挨拶したあとは、デビュー曲「クローバー」をはじめとしたシングル楽曲を続けて演奏。
途中、ちょっと休憩を挟んで弾き語りコーナーへ。ここでは“別れの歌はあまり作らない”という彼女には珍しい未発表の失恋ソングを披露したり、これまた「未発表だけど、メロディーが思い出せないので歌詞だけ言います」と「ローマの休日(仮)」という曲のポエトリー・リーディングがはじまったりと、ファンにはたまらない構成に。
その後はバンド編成に戻り、代表曲の「風になる」や、ライヴでは定番にもなってきているカヴァー曲「黄金の月」「パレード」「戦場のメリークリスマス」などを続々と披露。本編ラストは「虹」。陽だまりのような明かりに照らされた彼女の姿がとても印象的。アンコール3曲に続いて、珍しくWアンコール! ラストはデビュー前に自主制作したデモテープに収録されていた「悲しみの風」を弾き語りで演奏し、ライヴは終了。MCでは何度も「ありがとう」という言葉を口にした彼女。見る人を、聴く人を、そっと優しく包み込むような歌声が、会場をも包み込んだ温かいライヴとなりました!
ライヴ中のMCでは、来年春につじあやのモデルのウクレレを発売することも発表(!)、こちらも楽しみに待ちましょう!