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日産NOTEのCMで「カモン・エヴリバディ」をカヴァーしているのは誰でしょうか?

2006/07/25掲載
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日産NOTEのCMで「カモン・エヴリバディ」をカヴァーしているのは誰でしょうか?教えてください。
 広げられた大きなノートの上を走りながら車輪で絵を描く日産NOTE。そんな日産NOTEのCM「自由帳」篇のバックに流れる、エディ・コクランが58年に発表した「カモン・エヴリバディ」(『ロックン・ロール・ヒーロー』ほかに収録)のカヴァー・ヴァージョン。このCMヴァージョンを演奏しているのはノート&ペンシルズというアーティストだそうです。このノート&ペンシルズが何者なのかは今のところ公表されていませんが、このCMで流れるヴァージョンは、8月9日にシングル(写真)としてリリースされることが決定しています。

 1960年に21歳の若さで事故死を遂げてしまったエディ・コクラン。そんなエディ・コクランの熱狂的なファンとして知られるのがブライアン・セッツァー。エディ・コクランが使っていたオレンジ色のグレッチ・チェット・アトキンス・モデル6120を、ブライアン・セッツァーは「同じギターが欲しかった」という純粋なファン心理で使用していますね。また、ジョン・レノンポール・マッカートニーが出会ったとき、ポールがジョンの前で披露したのが、エディ・コクランの「トゥエンティ・フライト・ロック」。その演奏に惚れたジョンはポールと音楽をやることを決意。エディ・コクランがいたからレノン=マッカートニーという最強のソングライター・チームが生まれ、そしてザ・ビートルズが結成されたと考えることもできたりするわけですねえ。強引な考えではありますが……。ジョージ・ハリスンも「エディ・コクランのコンサートは最高だった」と発言していました。そんなエディ・コクランのヒット曲には、ザ・フーによるカヴァー・ヴァージョン(『ゼン・アンド・ナウ 1964-2004』に収録)でおなじみの「サマータイム・ブルース」などがあります。

 そういえば、この「カモン・エヴリバディ」は布袋寅泰もアルバム『GUITARHYTHM』でカヴァーしていました。となると、ブライアン・セッツァーと布袋寅泰の共演(シングル「BACK STREETS OF TOKYO」)は、エディ・コクランつながり?なんて考えたりもしちゃいますねえ。

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