アバンギャルディが出演する日本ハム「中華名菜」の新CM「OKPな中華名菜・回鍋肉」篇が、4月1日の公開からわずか1ヵ月でYouTube再生回数780万回を突破しています。
CMに出演しているのは、SNSでの人気にとどまらず、America's Got Talentへの出演で海外でもブレイク中のダンスパフォーマンス・グループ“アバンギャルディ”。ここまでメディアでの露出がそれほど多くないにもかかわらず、「なぜこれほどまでに再生されているのか?」。じわじわと話題を集める同CMの裏側に迫ります。
動画再生数上昇の鍵は、なんといってもそのシュールすぎる世界観です。アバンギャルディのトレードマークである「おかっぱ頭」と「中華名菜」のオリジナルキャラクター(特命広報キャラクター)・中名華菜(なかな かな)の「おかっぱ頭」がOKPを合言葉に偶然の一致を果たしているのです。CM内ではアバンギャルディが2025年にリリースしたグループ初となるシングル曲「OKP Cipher」に合わせ、彼女たちならではのキレキレなダンスが展開されます。
そもそも「中華名菜」は、日本ハムが1994年から販売している、下ごしらえ済みの具とソースがセットになったロングセラーのチルド中華惣菜シリーズ。その「O(おうちで) K(カンタン) P(プロの味)」という商品の魅力を、無表情かつエネルギッシュなパフォーマンスで強烈に表現しています。
この中毒性の高いCMはどのように作られたのか。特別インタビューから、撮影現場での意外な苦労やメンバーの素顔が見えてきます。特筆すべきは、CM内でメンバーが持っているキャベツや白菜が「本物」だったことです。激しく踊る中での苦労をメンバーはこう語っています。
「今回は本物のお野菜を持って撮影しました。思ったより白菜とキャベツが重たくて、踊る時にすごい苦労したんですけど、その重みを感じた分、もっともっとこの商品が好きになりましたし、皆さんにもたくさん食べていただきたいなと思っています」(sono)
「白菜めちゃくちゃ重かったよな。白菜が特にでっかくて、顔よりもでかかったもんな?」(macchan)
また、インタビュー内で語られたメンバー同士のユニークな分析も面白いところ。メンバーを「中華名菜」のメニューに例えるとどうなるのでしょうか。
「macchanは酢豚かな。酢豚は、甘酸っぱい味が特徴だと思うんですけど、macchanも甘いところと酸っぱいところみたいな二面性がすごくあるメンバーだなと思っていて。でも思わず癖になっちゃうような、何回も見たくなるような表情やダンスが得意なので、macchanは酢豚みたいだなと思います」(sono)
「じゃあ私は、sonoは回鍋肉です。一見、パンチが強くて『濃いよ!』みたいな感じに思うような変顔とかをよくするんですけど、回鍋肉も辛さとおいしさとか甘さとかを兼ね備えているような表情もするのかな?回鍋肉みたい感じかなと思いました」(macchan)
このように、個性あふれるメンバーの素顔が伝わってきます。
ただの面白CMであれば、これほど継続して再生されることはないでしょう。多くの人の関心を惹きつけている理由は、CMで連呼される「OKP(O=おうちで、K=カンタン、P=プロの味)」な「中華名菜」という商品があってこそです。「野菜を一つ加えるだけで、プロの味が再現できる」という長年支持されてきた確かな品質があるからこそ、シュールなダンスが見る者に納得感を生み出しているのです。
ちなみに、前述した商品のオリキャラ・中名華菜からも「OKPダンス、練習しすぎて筋肉痛だわっ!!でもついつい口ずさんじゃうのよね」と熱いコメントが届いています。中名の公式Xでは動画の見どころを紹介しているので、公開から時間が経った現在、再生数から再びじわじわと話題になっているこのタイミングでぜひ、シュールでクセになる世界観を体験してほしいところです。