「“生きる今”が、どれほど尊いものか教えてくれる」と共感を呼び、コミカライズもされ累計発行部数36万部を突破した、作家・藤まるによる同名小説を実写映画化した映画『時給三〇〇円の死神』が10月2日(金)より公開されます。公開に先駆け、本作の主題歌が
HYの書き下ろし楽曲「心海」(読み: しんかい)に決定。あわせて、主題歌入りの本予告編映像とポスター・ヴィジュアルが公開されました。
本作でダブル主演を務めるのは、
なにわ男子の
西畑大吾と
福本莉子。監督にドラマ『
美しい彼』シリーズや『
劇場版 美しい彼~eternal~』、『ストロベリームーン 余命半年の恋』を手掛けた
酒井麻衣を迎え、映画『
366日』の製作陣とともに、切なくも美しいヒューマンストーリーを紡ぎます。さらに、
渋谷凪咲、
齋藤潤、泉谷星奈、
佐津川愛美、
山口馬木也、
小澤征悦ら実力派キャストも名を連ね本作の世界を彩っています。
物語で描かれるのは、未練を残したまま死んだ者に与えられる人生の“ロスタイム”。それは、死の事実がなかったことにされた世界で、もう一度だけ日常を生きられる最後の時間。そんな“死者”たちの心残りに寄り添い、あの世に導くことが“死神”の仕事。父が起こした事件をきっかけに希望を失って暮らす大学生の佐倉真司(西畑大吾)と、彼を死神のアルバイトに勧誘する天真爛漫な同級生・花森雪希(福本莉子)が、“死神バディ”として死者たちの想いを見届けます。
そして、主題歌を担当するのは、代表曲「366日」をモチーフにした2025年公開の映画『366日』の大ヒットも記憶に新しいHY。世代を超えて愛される名曲を届けてきた彼らが、本作のために書き下ろした「心海(しんかい)」は、言葉にならない感情を優しく響かせ、観る者の心に深い余韻を残していく一曲。
映画『366日』に続いて、再びタッグを組んだHYについて、企画プロデューサー・種田義彦は、「作品に深く寄り添い、一緒に物語を考えてくれる稀有なアーティスト」と信頼しており、本作の主題歌を検討する際にも真っ先にその名前が思い浮かんだと言います。楽曲制作にあたっては、HYのメンバーたちにも本編を観てもらい、何度も意見を交わしたとのこと。その中で共有されていたのが、「花森(演:福本莉子)の視点から綴る歌」というアイデア。本編では佐倉の目線を軸に物語が進む一方で、花森の本心は多くを語らずに描かれています。だからこそ、映像では描き切れなかった彼女の想いを歌に託したい――。監督の「切なさと疾走感が欲しい」というイメージも受け止めながら、HYの
仲宗根泉が書き下ろしたのが主題歌「心海」でした。
「レクイエムのような曲にしたい」という思いから生まれたこの楽曲には、喪失を抱えながらも大切な人を想い続ける優しさが込められています。楽曲制作を振り返り、HYは「主題歌の『心海』は、この映画の答えがそこにあるような、最後に温かく包んでくれるような楽曲になっています。救ってあげたい人たちに対する思いや感情、自分自身の経験やこれまで見聞きしてきたものを込めながら、さらに映画の主人公ふたりの感情も飲み込んで書かせていただきました」と振り返っています。
また、「心海」というタイトルは、仲宗根自身の強い想いから名付けられたとのこと。「亡くなった後でも残る“やりたかったこと”“言いたかったこと”といった無念というのは本当に大きな心の傷で、他人からするとさもないことでも、本人にとっては“こんなにも傷ついてたんだ”というような想いもあるのではないかと思っています。海だけは深さが測れないと言われていますが、そんな海と計り知れない心の傷とを込めて『心海』というタイトルにしました」と説明しています。人の心の奥底に広がる感情の海。その深く静かな響きは、本作の空気感とも不思議なほど重なっています。
HYは「誰もが人生を生きていれば、楽しいことだけではない、辛いこともある。生きることって結構大変だったりする。でも見方を変えると、前に進んでいけば、たくさんの素敵な仲間との出会いや幸せもあったりする。生きていく上で必要なものや気づかされるものがそこにあって、この映画はきっとあなたに何かのきっかけを与えてくれる作品だと思います。ぜひ一人でも、友達や家族とでも、映画館でお楽しみいただければ嬉しいです」と観客へメッセージを寄せています。
あわせて公開された本予告映像では、佐倉真司が「バイトしない?死神のバイト、時給は三○○円!」と突然、花森雪希から誘われるシーンからスタート。未練を残したまま亡くなった人たちが抱える各々の心残りに耳を傾け、寄り添っていく佐倉。花森は「佐倉くん、人は死んだらどこに行くと思う?」と問いかけ、“死者”へ祈りを捧げています。“死者”たちの秘められた想いを叶えていく中で、佐倉は「過去に負けないくらいの幸せを見つけられたら、生まれてきて良かったって思えるんじゃないかな」と絶望していた日々から徐々に前を向けるようになっていきます。そして、“最も切ない依頼だった”というナレーションをバックに、佐倉のもとに届く最後の仕事内容とは?HYの書下ろし主題歌「心海」の切なくも暖かいメロディが物語の展開を期待させる予告編に仕上がっています。
同時に公開された本ポスター・ヴィジュアルは、雨に打たれ、切ない表情を浮かべる佐倉と、優しく微笑む花森のふたりの主人公の表情が大きく映し出されたもの。“《死者》は、最後に嘘をつく。その切ない想いを、希望に変えるアルバイト。”というキャッチコピーとともに、佐倉の父親や元恋人や依頼人の“死者”たちの印象的な笑顔が捉えられており、物語への期待を高めます。
[コメント]主題歌の「心海」は、この映画の答えがそこにあるような、最後に温かく包んでくれるような楽曲になっています。どのように書こうか迷いましたが、救ってあげたい子供たちに対する思いや感情、自分自身の経験やこれまで見聞きしてきたものを込めながら、さらに映画の主人公ふたりの感情も飲み込んで書かせていただきました。亡くなった後でも残る「やりたかったこと」「言いたかったこと」といった無念というのは本当に大きな心の傷で、他人からするとさもないことでも、本人にとっては「こんなにも傷ついてたんだ」というような想いもあるのではないかと思っています。
海だけは深さが測れないと言われていますが、そんな海と計り知れない心の傷とを込めて「心海」というタイトルにしました。
誰もが人生を生きていれば、楽しいことだけではない、辛いこともある。生きることって結構大変だったりする。でも見方を変えると、前に進んでいけば、たくさんの素敵な仲間との出会いや幸せもあったりする。生きていく上で必要なものや気づかされるものがそこにあって、この映画はきっとあなたに何かのきっかけを与えてくれる作品だと思います。ぜひ一人でも、友達や家族とでも、映画館でお楽しみいただければ嬉しいです。――HY©2026藤まる/双葉社・「時給三〇〇円の死神」製作委員会