1970年、日本の音楽シーンにおける最先端を走る両雄が激突しました。空前の大ヒット『
ハイノロジー』で旋風を巻き起こし、後にレアグルーヴの象徴となった「スネイク・ヒップ」などでジャズ・シーンを強力に牽引していた
日野皓正クインテット。そして、グループ・サウンズの精鋭を集め、
内田裕也のプロデュースによって新たな船出を切った日本ロックの最重要バンド、
フラワー・トラヴェリン・バンド。この両者が奇跡の邂逅を果たしたのが、フラワー・トラヴェリン・バンドとしての記念すべきデビュー盤でもある7インチ盤「クラッシュ / ドゥープ」。12月5日(土)に発売されます。
A面には
ジョー山中の高音シャウトが鮮烈な印象を残す「クラッシュ」、B面には石間秀樹の幻想的なシタールが響くサイケデリック・チューン「ドゥープ」を収録。ジャズとニューロックというジャンルの壁を越えた若きエネルギーが交差する歴史的コラボ作品です。
また同時に、タクト・レーベルが1971年に制作したサイケ・ジャズ・ロックの秘宝ともいえる
マンハイム・ロック・アンサンブル『ロック・オブ・ジョイ』をアナログ・リイシューします。“クラシックをロックアレンジで”という企画アルバムながら、その実態はファズ・ギターとハモンド・オルガンが鳴り響くサイケデリック・ロックに仕上がっています。当時のLPでもメンバーが一切公表されていないものの、ジャズ専門レーベルであるタクトで制作されたこともあり、当時のジャズ・ロック人脈が参加していると思われる作品。謎の部分も含めて秘宝中の秘宝。
いずれも1970年代初頭のニューロックとジャズ・ロックの結節点となる重要作品です。