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サンパ・ザ・グレイト、ザンビア生まれのザムロックを再解釈した新作『Nu Zamrock』を発表

2026/09/14 12:51掲載
サンパ・ザ・グレイト、ザンビア生まれのザムロックを再解釈した新作『Nu Zamrock』を発表
 ザンビア共和国生まれ、ボツワナ共和国で育った詩人 / ラッパーのサンパ・ザ・グレイト(Sampa The Great)が、3rdアルバム『Nu Zamrock』を10月30日(金)に発表します。アルバムからの1stシングル「Simon Says」が公開中です。

 グラミー賞受賞プロデューサー、カデンツェをエグゼクティブ・プロデューサーに迎えたアルバム『Nu Zamrock』は、サンパ・ザ・グレイトにとって新たな時代の幕開けを告げる作品。本作の誕生には、サンパ自身のクリエイティブなアイデンティティを捉え直すきっかけとなった、ある発見が大きく関わっています。

 近年、故郷ザンビアで家族とのつながりを取り戻していくなかで、サンパはじつの叔父であるジョージ・クンダ(グルーヴィー・ジョー)が、ザンビアを代表する伝説的サイケデリック・ロック・バンド、WITCHの創設メンバーの一人だったことを知りました。WITCHは、70年代にロック、ファンク、アフリカのリズムを大胆に融合して生まれた音楽ムーヴメント「ザムロック(Zamrock)」を切り拓いたバンドのひとつとして知られています。

 そこから受け継がれたレガシーが、『Nu Zamrock』の核となりました。サンパは本作で、ザムロックを自身の視点から再解釈。ヒップホップ、ポエトリー、ソウルと融合させることで、ルーツを受け継ぎながら未来へと向かう独自のサウンド「Nu Zamrock」を作り上げています。

 サンパはザムロックと新作について「ザムロックは私の家族から受け継いだものの一部であり、私自身の声でもある。ザンビア人であること、声を上げること、反骨精神を持つこと――それこそがザムロックなの。アルバム『Nu Zamrock』はノスタルジーではない。自分がどこから来たのかを記憶している未来なの。このアルバムは、自分のルーツと血脈を取り戻すための作品。ザムロックが最盛期に体現し、ザンビアを前へと進めた革新的で反骨的な精神への、私なりのオマージュでもある。そしてこのジャンルを、私自身のやり方でもう一度世界に紹介するものなの」と語っています。

 また、公開されている「Simon Says」では、音楽業界における“見られ方”への執着をテーマにしています。「この曲は、“人から見られること”によって生まれるプレッシャーについて、私が率直に感じていることを表したもの。つねに見られ、評価され、無数のルールによって形作られていく。“スター”とは、どんな見た目で、どう振る舞うべきなのか? 音楽業界は、アーティストとしての表現よりも数字を重視しているように思える。〈Simon Says〉は、そんな業界への批評。“Simon”は、アーティストにどうあるべきかを指図するシステムを意味しているの」とサンパはコメントしています。


Photo by Lawrenzo's Wurld

サンパ・ザ・グレイト『Nu Zamrock』
i.sampathegreat.com/nuzamrock
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