ニュース

日野皓正、日本ジャズ史に輝く金字塔『Hi-Nology』などTAKT期9タイトルのデジタル配信開始

日野皓正   2026/05/15 12:41掲載
日野皓正、日本ジャズ史に輝く金字塔『Hi-Nology』などTAKT期9タイトルのデジタル配信開始
 日本が生んだ国際的なジャズ・トランペッター“ヒノテル”こと日野皓正が、5月15日(金)より日本初のジャズ専門レーベル「TAKT」(タクト)に1960年代後半から70年代初頭にかけて遺した歴史的名作群9タイトルのデジタル配信をスタートさせています。

 戦後日本のジャズ・シーンが新たな胎動を始めていた1960年代後半、20代でシーンのトップに躍り出ていた日野は、圧倒的なプレイスタイルと端正なルックス、時代を先取るファッション性からカリスマ的な人気を誇り、当時の若者の間で“ヒノテル・ブーム”を巻き起こしました。その熱狂の記録とも言える「TAKT」レーベル期のアルバムとシングル計9作品が、ストリーミングおよびダウンロードで解禁となります。

 このたび配信されるなかでも最大の注目となるのが、空前のヒットを記録した『Hi-Nology』(ハイノロジー)。1969年7月に東京・銀座ヤマハホールでライヴ録音され、当時のマイルス・デイヴィスのエレクトリック・サウンドに強力な影響を受けつつも、日野自身のジャズ(=日野学説:ハイノロジー)を構築しようとした、野心に満ちた大傑作です。

 エレクトリック・ピアノやエレキ・ベースなどの電気楽器と、ロックのリズムを大胆に導入した同作は、当時の自由を希求する若者たちの気分と見事にシンクロし、ジャズ・アルバムとしては異例の大ヒットを記録しました。日野の輝かしいキャリアのみならず、日本のジャズ史においても、エポックメイキングな記念碑的作品と言えます。

 そのほか、記念すべき初リーダー・アルバム『Alone, Alone And Alone』や、天才ピアニスト・菊地雅章との伝説の双頭コンボによる傑作『日野=菊地クインテット』、若き日のスティーヴ・グロスマンらニューヨークの先鋭ミュージシャンと共演した初の海外録音盤『Alone Together』など、聴き逃せない作品ばかり。フラワー・トラヴェリン・バンドとのコラボ・シングル「Crash/Dhoop」なども含まれており、当時の息吹を鮮烈に伝えてくれます。

拡大表示


■2026年5月15日(金)配信開始
日野皓正『Alone, Alone And Alone』(1967)
日野皓正『Feelin' Good』(1968)
日野皓正、菊地雅章『日野=菊地クインテット』(1969)
日野皓正『スイングジャーナル・ジャズ・ワークショップ 日野皓正コンサート』(1969)
日野皓正『Hi-Nology』(1969)
日野皓正『Into The Heaven』(1970)
日野皓正『Alone Together』(1970)
日野皓正「スネイク・ヒップ/白昼の襲撃 テーマ」(1969)
日野皓正、フラワー・トラヴェリン・バンド「Crash/Dhoop」(1970)

発売元: 日本コロムビア株式会社
columbia.jp/artist-info/hinoterumasa/discography
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。