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ニーキャップ、プロデューサーにダン・キャリーを迎えた新作『フェニアン』を発表

ニーキャップ(HIPHOP / NIR)   2026/01/30 12:58掲載
ニーキャップ、プロデューサーにダン・キャリーを迎えた新作『フェニアン』を発表
 年明けに開催された〈rockin'on sonic 2026〉への出演も話題となった、アイルランド・ベルファストのヒップホップ・トリオ、ニーキャップ(KNEECAP)がニュー・アルバム『フェニアン』を4月24日(金)に発表します。フェニアンとは、アイルランドの独立と共和国樹立を目指して19世紀に結成された組織を指し、古代アイルランド神話の戦士団フィアンナに由来します。また、アイルランド人の蔑称でもあります。アルバムのプロデューサーはフォンテインズD.C.ウェット・レッグなどを手がけてきたダン・キャリー。アルバムからの先行シングル「Liars Tale」が、ミュージック・ビデオとあわせて公開されています。

 ニーキャップは新作について、「彼らはニーキャップに〈テロリスト〉のレッテルを貼り、公演の中止や首相みずからが声明を出すことで我々を止めようとした。それこそが我々に必要な動機となった……。これ(新作)は衝動的な反応ではなく、我々を沈黙させようとした者たちへの熟考された回答だ。そして彼らは失敗した。アルバムはダン・キャリーと作った。彼と仕事ができたことを光栄に思う。より陰鬱なサウンドだ……。なぜなら陰鬱な時代だから。だが同時に反抗的で勝利に満ちている。アイルランドのフォークロア(民間伝承)における戦士、そして、後にアイルランド人を蔑称する言葉となった〈Fenian(フェニアン)〉にインスパイアされ、誇りを持ってその名を冠した。今、我々は権力に対して真実を語るすべての人々を指す言葉としてこの名を掲げる。800年におよぶ植民地支配の後、彼らはアイルランド語が消えると思った。しかし消えなかった。Muintir na Gaeltachta(ゲールタハトの人々)と、みずからの文化と言語を破壊させまいと拒んだすべてのゲール人たちの功績だ。そしてニーキャップも同様だ……。我々は消えていない。パディーズ(アイルランド人を表すニックネーム)が帰ってきた」とコメントしています。

 ニーキャップは昨年のグラストンベリー・フェスに出演した際、英国のキア・スターマー首相を罵倒する挑発的なパフォーマンスを行ない、スターマー首相も「ニーキャップに発言の場を与えるべきではないと言ってきた。これは、脅迫や暴力を扇動する他の出演者にも当てはまる」名指しで批判しました。公開されたシングル「Liars Tale」では、アーティストを狙う政治家の滑稽さに真っ向から対峙し、レイヴ・パンクの混沌で活気づいた80年代ロックのリフが響きわたります。この曲について、ニーキャップは「Starmerは最低野郎だ。受け入れるな。彼らの政治には何のメリットもない。野郎どもの腹は海外で肥え太っている」とコメントしています。


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