ニュース

ミッシング・ファウンデーション、34年ぶりの日本流通盤『HARD SURFACE』がリリース

Missing Foundation   2026/02/26 13:36掲載
 日本のBOREDOMSにも影響を与えたニューヨークの伝説的ジャンク・ノイズ・バンド、ミッシング・ファンデーション(Missing Foundation)の実に34年ぶりとなる日本流通盤『HARD SURFACE』が、「SLUG TAPES」より3月18日(水)にリリースされます。

 ミッシング・ファンデーションは、1987年の衝撃的なデビューアルバム『Missing Foundation(S/T)』をリリース後、精力的に活動し、現在までにオリジナル・アルバムを6枚を発表。その他には、KFMDM、∈Y∋(BOREDOMS)とのコラボレーションEPも残しています。

 その前身バンド“ドランク・ドライヴィング”は、1980年にピーター・ミッシングとクリス・イーガン、ボブ・バートらによりニュージャージー州ホーボーケンにて結成。1981年にニューヨークに拠点を移すと、毎週スワンズソニック・ユースハート・アタックなどと共にライヴを行ないニューヨーク地下シーンの一翼を担いました。やがてボブ・バートはソニック・ユース、プッシー・ガロアでの活動に専念するため脱退し、ピーターとクリスはメンバーを入れ替えドランク・ドライヴィングを継続、1983年に1stアルバムであり唯一の音源をリリース。翌年、ミッシング・ファンデーションは結成されました。

 1992年発表のアルバム『Go Into Exile』以来、実に34年ぶりとなる日本流通盤となる『HARD SURFACE』は、2021年に配信のみでリリースされたアルバムを、日本限定で世界初CD化したもの。この盤のみに2曲のボーナス・トラックも収録されます。

 本作の購入特典として、ディスクユニオンはステッカー、タワーレコード渋谷店は缶バッチが先着特典として発表。また、ULTRA SHIBUYA(東京)ではバンドロゴTシャツとのバンドルセットの販売も決定しています。

 なお、本作のリリースにあたり、宇川直宏(DOMMUNE)の以下のコメントも公開されています。

[宇川直宏(DOMMUNE)コメント]
忘却されなかった20世紀末のあの身体の記憶が、なおも呼吸していたという確信!!!!!!!

マティーニグラスを逆さにしたMF ROGOのTシャツを着て、芝浦GOLDへ向かった夜がある。胸に刻まれたアイコンが放っていたそのストイックな宣告が「THE PARTY'S OVER」というメッセージだったと知ったのは、皮肉にも翌年のことだった。あの頃、クラブミュージックとインダストリアルは、まだ互いの体温を探り合うように、ぎこちなく接続されはじめたばかりだった。当時ミッシング・ファウンデーションは廃ビルをスクワットして活動していると、彼らのアジトに取材に行ったBOREDOMSの∈Y∋氏に教えて頂いたが、文字通り20世紀末のフロアは快楽の残骸と鉄の匂いに満ち、メタルパーカッションは祝祭ではなく終焉の予兆であった。そんな時代を生き抜いたピーター・ミッシングが、いまなお音を放ち続けている。その事実に、僕はどうしようもなく未来を感じてしまう。

しかしそれは進歩ではない。そして更新でもない。

忘却されなかった20世紀末のあの身体の記憶が、なおも呼吸していたという確信だ。獣性を抑圧する文明に抗い、身体そのものを儀式へと投げ返す。相変わらずの、いや、むしろ研ぎ澄まされたリチュアル・インダストリアル!!!!!!! これは生成ではない。最適化とも無縁だ。音楽生成AIの対極に立つ、生身の肉体の咆哮なのだ!!!!!!!

アルゴリズムでは決して再現できない、汗と痙攣と衝動の残響をいまこそ全身で浴びよ!!!!!!!!!!!!!


■2026年3月18日(水)リリース
ミッシング・ファウンデーション
『HARD SURFACE』


[収録曲]
01 Genetic Shift
02 Tanger-Fuel
03 Amnesia
04 Seven Wars
05 Objective Selective
06 Hard Surface
07 Photograph
08 Tsunami
09 The World
10 Here To Stay
11 Paris Is Burning
-Bonus Track12 Love Controlled
13 MOREC
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。