森永陽実が、新曲「Shalalalala」を3月25日(水)にリリース。
本作は、前作『
Alfa』の流れを汲みつつ、フィジカルなグルーヴと内省的な歌を両軸に据えた作品となっています。『Alfa』リリース・ツアーを共にした河合宏知(Drums /
山二つ)、厚海義朗(Bass /
GUIRO、
ceroサポートなど)との数々の公演を経て編み上げられたバンドグルーヴが、音源へとフィードバックされています。
サウンド面では、伝統的なAORマナーを踏襲しながらも、よりソリッドで削ぎ落とされた今日的なアプローチへと更新。一方で歌はより内省的な方向へと向かい、外向きの高揚と内面への沈潜が同時に存在する作品に仕上がっています。
マスタリングは風間萌(studio Chatri)が前作『Alfa』に引き続き担当。アートワークは写真家・中澤真央が手がけています。
本作は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がリリースをサポートしています。
また、4月19日(日)には東京・下北沢THREEにて開催されるイベント〈最高な日!!〉に出演。森永陽実はバンドセットでのパフォーマンスを予定しています。
[コメント]出来上がったものを冷静に聴いたら、シンプルだけどどこか様子のおかしいものになっていました。これはポップスのど真ん中かもしれない。
制作にあたっては、自分の発した言葉が意図とは異なるかたちで受け取られたり、勝手な解釈によって消費されてしまったりすること、そうした他者との認識のずれという困難について考えました。
同時に、誰もが持つピュアネスや、その人が積み重ねてきたものを肯定していこうという意志も込めています。
作曲は比較的フォーキーで、アメリカン・ポップスのマナーに基づいたものになっています。Burt Bacharachを意識して書きましたが、アレンジメントとミックスによって、極めて現代的な楽曲に仕上がったと感じています。
録音はドラム河合宏知さん、ベース厚海義朗さんのグルーヴを軸に制作しました。Steely Dan、Daryl Hall & John Oates、Bill Withersなどを参考にアレンジを組み立て、現代的なプロダクションとして仕上げるためにシンセサイザーやギターを加えています。
また、ブラジル音楽からの影響もリズム面でささやかに反映しています。
最終的には、硬質なR&Bとしても、日本のシティポップの文脈としても聴くことができる楽曲になりました。歌い回しには歌謡曲的な要素を取り入れ、それらを一つの作品として昇華させたいという思いで制作しました。
ミックスの際には、Brittany Howard(Alabama Shakes)のソロ作品、Vulfpeck、The Weekndなどを参考にしています。
新しい発明的音楽に出会いたい方、ぜひきいてみてください。――森永陽実