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SEKAI NO OWARI、映画をコンセプトとしたドーム・ツアーを完走 2027年アリーナ・ツアーも発表

SEKAI NO OWARI   2026/08/17 12:23掲載
SEKAI NO OWARI、映画をコンセプトとしたドーム・ツアーを完走 2027年アリーナ・ツアーも発表
 SEKAI NO OWARIが、8月16日(日)東京ドームにて〈SEKAI NO OWARI DOME TOUR 2026「THE CINEMA」〉の千秋楽公演を開催し、7月11日(土)大阪・京セラドーム大阪から続いた全2会場4公演の全日程を完遂しました。

 “映画”をコンセプトに、楽曲とショートフィルムを連動させた大規模なプロダクションが展開された本ツアーの模様を伝えるライヴ・レポートが到着しています。

 また、千秋楽のステージでは2027年4月より〈SEKAI NO OWARI ARENA TOUR 2027〉が開催されることも発表。チケットは8月17日(月)よりオフィシャル・ファンクラブ会員先行受付を皮切りに順次受付開始となります。

 なお、ツアー千秋楽の東京ドーム公演は、CS日テレプラスにて、10月31日(土)21:30から独占放送されます。

[ライヴ・レポート]
 本ツアーは、メジャーデビュー15周年を迎えたSEKAI NO OWARIが、その節目となる2026年に開催したもの。2015年に日産スタジアムで開催した「Twilight City」、2017年の初のドーム・スタジアムツアー「Tarkus」、2022年の初の4大都市ドームツアー「Du Gara Di Du」など、国内最大級の会場を舞台に数々の大規模公演を作り上げてきた同バンドの歴史に、新たな金字塔を打ち立てるツアーとなった。

 ツアータイトルが示す通り“映画”をコンセプトに、音楽と映像が織りなす世界観を会場全体に展開。これまで数々の伝説的なライブを作り上げてきたSEKAI NO OWARIならではの大規模なプロダクションとなり、幾重にも織り込まれた世界観と演出が来場者を物語の中へと引き込んだ。チケットは全公演ソールドアウトとなり、4公演で約18万人を動員している。

 中でも本ツアーを象徴する演出のひとつとなったのが、楽曲とショートフィルム、そして実際のライブパフォーマンスを融合させた仕掛けだ。京セラドームと東京ドームを“世界一大きな映画館”に見立てて作られた巨大スクリーンに、数々の映像を投影。これまでSEKAI NO OWARIの数々のMVを手掛け、このライブの総合演出を務めた池田大自らが監督。このライブのためだけに制作されたそれぞれの楽曲に合わせたショートフィルムが演奏の後ろで巨大スクリーンに映し出され、SEKAI NO OWARIならではの世界観を映像という形で表現し、観客の感動をより深いものとしていた。また、「Habit」などライブパフォーマンスのみで構成されたパートでは、今回のライブのポイントとなっていたレッドカーペットを駆使して会場全体を演出として取り入れファンを熱狂させた。

 そして「YOKOHAMA blues」と「Witch」の2曲は、フジテレビの村瀬健がプロデュースを担当。連続ドラマ「silent」や「信長協奏曲」、Fukaseが役者に初挑戦した映画「キャラクター」のプロデューサーでもある村瀬が、それぞれの楽曲の世界観をFukase主演による“ドラマ仕立てのショートムービー”として再構築、池田監督と映画スタッフとのコラボレーションによる美しい映像物語を巨大スクリーンいっぱいに描き出し、メンバーの演奏と重なり合うようにして観客を楽曲の世界に引き込んだ。また、この2曲の映像には豪華キャストがサプライズ的に登場し、それも会場の驚きを誘った。

 「YOKOHAMA blues」では、Fukase演じるミュージシャンが、高級車で夜景の間を走り抜ける“現在”と、横浜でデビューを目指していた売れないバンドマン時代の“過去”が交互に描かれた。過去パートには、主演を務めたNHK連続テレビ小説「虎に翼」や、Netflixシリーズ「地獄に堕ちるわよ」、映画「爆弾」をはじめとした数多くの話題作に出演し、いまクリエイターが最も仕事をしたい女性俳優の一人である伊藤沙莉がかつての恋人役として出演。夢を追うバンドマンを本気で愛するがゆえに抱える苦しみやジレンマ、同時に彼の夢が叶っていくことで失っていく大切なものを目の当たりにして揺れ動く感情を、繊細な演技で見事に描き出した。実際、ライブ会場では、巨大スクリーンに最初に伊藤の顔がアップで映し出された瞬間、大きなどよめきと歓声が沸き上がったのだが、その後は彼女の演技と繊細な表情に引き込まれていったようで、ラストシーンでは観客席から多くのすすり泣きが聞こえてきた。まさしくドーム中が「Yokohama blues」という楽曲の世界に没入した瞬間だったと思う。伊藤がこの曲に新しい命を吹き込んだといっても過言ではないだろう。

 一方の「Witch」では、Fukase演じる上司のハラスメントを受けながらも、為すすべもなく頭を下げ続けている会社員の唯一心を許せる存在であり、引きこもりの天才ハッカーである親友役として、その独特のオーラで他では出せない特別な空気感を生み出し、多くの映画やドラマで印象的な役を演じ、近年はNHK「ひらやすみ」や日本テレビ「冬のなんかさ、春のなんかね」など連続ドラマでも大きな存在感を感じさせている俳優・岡山天音が出演。Fukaseと岡山天音という異色かつ新鮮なバディがここに誕生した。うんざりすることしかない昼間の憂さを晴らすかのように日常的にシステムのハッキングに興じる二人を描いたドラマパートから、その物語は現実のライブ会場へと接続し、楽曲の途中には会場のライブシステムそのものがハッキングされたかのような演出が展開され、観客に大きな驚きを与えた。本当にドームの制御システムを岡山に操られているような気持ちになるこの仕掛けは、ドーム史上でも初めてのことだったのではないだろうか。

 最高のキャスト、最高のスタッフによる劇場映画クオリティの映像作品とメンバーやダンサーによるライブパフォーマンスがシームレスにつながり、シンクロしていく演出こそが、「THE CINEMA」の醍醐味となった。

 そして千秋楽公演のステージ上では、“SEKAI NO OWARI ARENA TOUR 2027”の開催が発表された。2027年4月から開催される本ツアーは、11会場23公演を予定。チケットは本日8月17日より、SEKAI NO OWARIオフィシャルファンクラブ「R.A.I.N.S」「S.N.O.W.S」会員を対象とした先行受付を皮切りに、順次受付がスタートする。

 さらに、東京ドーム公演の模様は CS日テレプラスにて、10月31日(土)21:30から独占放送される。

 メジャーデビュー15周年イヤーを走り続けるSEKAI NO OWARIの今後に、引き続き注目したい。


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photo by Masato Yokoyama / Satoshi Hata / Daiki Miura

SEKAI NO OWARI DOME TOUR 2026「THE CINEMA」放送情報
2026年10月31日(土)21:30~
収録:2026年8月16日(日)東京ドーム
nitteleplus.com/program/sekainoowari-dometour2026

SEKAI NO OWARI ARENA TOUR 2027
特設サイト:sekainoowari-tour.jp
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