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サウナ×音楽で気分がととのう サウナソング特集

2026/03/06掲載
サウナに入りながら聴きたいサウナソングを教えてください。
サウナ×音楽で気分がととのう サウナソング特集
 じんわりと汗をかき、水風呂でキュッと身体を引き締め、外気浴で深呼吸――今や一大ブームとなっているサウナは、心と身体をリセットする特別な時間として、多くの人にとって欠かせないリフレッシュ法になっています。最近では、スピーカー付きの個室サウナや、“ミュージックロウリュ”を行うサウナ施設なども増え、「音を楽しむサウナ体験」も広がりつつあります。

 サウナ好きにとって特別な一日、3月7日(サウナの日)を前に、今回は“サウナ×音楽”に注目。蒸気の中で高まる鼓動も、外気浴で訪れる静寂も、音楽があればさらに深く味わえるはず。サウナ時間をもっと豊かにしてくれるサウナソングを紹介します。

Cornelius「サウナ好きすぎ」
 ドラマ『サ道』の主題歌として話題を集めた、小山田圭吾のソロ・ユニット“Cornelius”が手掛けた「サウナ好きすぎ」は、タイトルからして潔いほどのサウナ愛が伝わり、ミニマルで心地良いサウンドは、じんわりと熱が身体に広がっていく感覚や、水風呂のあとの静かな高揚感ともリンクします。派手に盛り上げるのではなく、じわじわと感覚を研ぎ澄ませていくような音像は、まさに“ととのい”そのもの。本楽曲の新ヴァージョン「サウナ好きすぎ、より深く」もリリースされています。



純烈「We are SAUNNER」
 歌謡コーラス・グループ“純烈”が歌う「We are SAUNNER」は、サウナと純子(女性ファンの総称)への愛があふれる一曲。歌の中で純子との掛け合いがあり、どこか甘く、どこかコミカルな空気も漂います。熱くなるのは室温だけではなく、心の距離も――。サウナという非日常空間が、恋の駆け引きの舞台にもなっているユニークさたっぷりのナンバーです。



ソナーポケット「熱波 DE サウナ」
 2023年3月17日に配信リリースされた本楽曲は、メンバーのko-daiのサウナ愛が募りすぎて完成したテンション高めのナンバー。“熱波”というワードが象徴するように、楽曲全体はまるでアウフグースを受けているかのような高揚感があり、リズミカルで勢いのあるサウンドが、サウナ室の熱気とリンクします。じっくりととのう時間というよりは、仲間とワイワイ楽しむ“サウナイベント”のような空気感が魅力です。



DISH//「SAUNA SONG」
 北村匠海を筆頭にDISH//のメンバーもサウナーであることから、“DISH//×サウナ”のコラボが実現。本楽曲は、エレクトロポップ・バンド“Lucky Kilimanjaro”の熊木幸丸(vo)が作詞作曲を務め、歌詞の原案を北村匠海が担当。サウナという空間で、汗を流しながら日常のモヤモヤをリセットしていく開放感や高揚感――そんな前向きなエネルギーが楽曲全体から伝わってきます。ミュージック・ビデオは、埼玉・草加健康センターを中心に撮影されています。



ベリーグッドマン「サウナ」
 2023年3月7日(サウナの日)に配信リリースされた本楽曲は、サウナの熱に身をゆだね、水風呂でリセットし、外気浴で深呼吸する――その一連の流れが、人生の小さな再生のようにも感じられる、サウナ愛が詰め込まれた一曲。高揚感というよりは、おしゃれなサウンドに乗せてじんわりと沁みる安心感が広がります。サウナの熱気とは裏腹に、楽曲はどこか優しく、包み込むような温度感をまとっています。



マカロニえんぴつ「TONTTU」
 マカロニえんぴつが贈るサウナソングは、「TONTTU」というタイトルが印象的。“トントゥ”とは、フィンランドでサウナを見守る妖精のことで、サウナ文化を感じさせるモチーフが、楽曲にどこか幻想的な空気をまとわせています。曲中に“トントゥ”が登場し、セリフパートがあるのも印象的。歌詞に注目しながら聴くと、サウナ好きには分かるような遊び心のある歌詞も。マカロニえんぴつには珍しいメタル調のサウンドで挑戦の一曲となっています。



ゆず「GO★GO!!サウナ」
 近年のサウナブームが起こる前、2002年にリリースされた本楽曲は、軽快で明るいエネルギーに満ちたサウナソング。アコースティックを基調とした親しみやすいサウンドと、思わず一緒に口ずさみたくなるフレーズ、サウナへ向かう足取りの軽さをそのまま音にしたようなナンバーです。聴いているだけで、自然とサウナへ足を運びたくなります。



RHYMESTER「ザ・サウナ」
 「Airbnb」のCMソングにも起用され話題となった、ヒップホップ・グループ“RHYMESTER”の「ザ・サウナ」は、“Mr. Drunk”ことメンバーのMummy-Dがプロデュースを手掛け、Mummy-Dらしい色気のあるしゃがれ声と宇多丸のシャウトを重ねた“サウナの〇〇に逆らうな”のフレーズを連呼するフックが印象的。骨太なビートに乗せて、派手な装飾ではなく、体感に根ざした言葉選び。サウナに通う人なら思わずうなずいてしまう描写の数々が、楽曲に説得力を与えています。



 サウナをテーマにした楽曲とひと口に言っても、その表現はさまざま。静かにととのいを描く楽曲もあれば、熱気や高揚感をそのまま音にしたようなナンバーもあります。今回紹介した楽曲の多くは、アーティスト自身がサウナを愛しているからこそ生まれたもの。実体験に裏打ちされた言葉や温度感があるからこそ、聴き手の心にもリアルに届くのかもしれません。汗を流す時間も、水風呂の緊張感も、外気浴の静けさも――その全てが音楽になる時代。サウナは、今や“文化”として広がり続けています。3月7日(サウナの日)をきっかけに、ぜひお気に入りの一曲を携えてサウナへ足を運んでみてください。

(写真は、2023年3月7日配信リリースのベリーグッドマン「サウナ」)
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