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2月16日誕生!~ミスター・メロウネス リオン・ウェア

リオン・ウェア(Leon Ware)   2026/02/16掲載
マーヴィン・ゲイ「I Want you」以外にLeon Wareが手掛けた曲がしりたいです。
 ロマンティックで官能的なメロウ・サウンドでソウル・ミュージック・シーンに名曲をもたらしたリオン・ウェア(Leon Ware)は、2月16日が誕生日です。

 1940年にアメリカ・ミシガン州デトロイトで生を受けたウェアは、幼少から教会の聖歌隊やドゥー・ワップ・グループに参加。その後、作・編曲家としてモータウンに入ると、同レーベル傘下のアーティストに多くの楽曲を提供。マーサ&ザ・ヴァンデラス「テル・ミー・アイル・ネヴァー・ビー・アローン」(Tell Me I'll Never Be Alone)やライチャス・ブラザーズ「ソウルド・アウト」(Souled Out)などを提供した後、1967年にアイズレー・ブラザーズの「ゴット・トゥ・ハヴ・ユー・バック」(Got To Have You Back)が全米R&Bチャート47位となり、ソングライターとして成功を収めました。

 70年代に入ると、ジャクソン5にも楽曲を提供し始め、1972年にマイケル・ジャクソンへ提供した「アイ・ワナ・ビー・ホエア・ユー・アー」(I Wanna Be Where You Are / 邦題「ボクはキミのマスコット」)が全米R&Bチャート2位となり、ソングライターとしての躍進のきっかけとなりました。同時期にはデュオとして高い人気を博す一方、夫婦仲に亀裂が生まれていたアイク&ティナ・ターナーのアルバム『ナフ・セッド』(Nuff Said)にて数多くの楽曲を共作。また、ソロ・デビュー・アルバム『リオン・ウェア』をリリースしています。

 その後もミラクルズアイザック・ヘイズダニー・ハサウェイクインシー・ジョーンズ、ミニー・リパートンボビー・ウーマックほかへ楽曲提供を続け、1976年にはマーヴィン・ゲイの代表曲のひとつ「アイ・ウォント・ユー」(I Want You)を提供。全米R&B / ヒップホップ・チャート1位、全米15位を記録したベストセラーで、ソングライターやプロデューサーとしての評価を確実なものとしました。1996年には当初はマーヴィン・ゲイのフォロワーとして注目され、その後ネオソウル・シーンの中心的人物となったマックスウェルに「サムシン・サムシン」(Sumthin' Sumthin')を提供するなど、幅広い年代のアーティストとのコラボレーションも行ないました。

 ソロとしてもコンスタントに作品を発表し、1976年の『ミュージカル・マッサージ』(Musical Massage / 写真)や1982年の『夜の恋人たち』(Leon Ware)など、多くの名盤を遺しています。

 ちなみに、ウェアの来日公演というと、2002年の大阪が初来日。この時はバック・バンドに10代だったサンダーキャットとその兄ロナルド・ブルーナーがいたそうです。東京ではその7年後の2009年にコットンクラブで公演を行なっています。2012年にはブルーイ率いるアシッドジャズの雄、インコグニートの日本ツアーにヴォーカルとして参加した後、12月に自身の音楽生活50周年を記念したステージを開催。シャンテ・ムーアアンプ・フィドラーをスペシャルゲストに招いたリオン・ウェア&フレンズとして、ソウルラヴァーズたちを酔わせました。

 ウェアは2017年2月23日に77歳でこの世を去りますが、彼が手掛けたメロウでセクシーな楽曲は、いまなお多くのアーティストやファンに愛され続けています。
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