TEENGENERATE 2014/02/25掲載(Last Update:14/03/28 15:27)
2月23日(日)、東京・下北沢 SHELTERにて行なわれた映画『GET ACTION!!』公開記念ライヴに、20年前パンクロックシーンに衝撃を与えたバンド
TEENGENERATEが一夜限りで再結成し、250人以上のファンを熱狂させた。
1組目はTEENGENERATEのFinkが率いるバンド、
THE RAYDIOS。ロックンロールとはこれだ!!と渋く鋭いギターでまっすぐに突き刺す楽曲と熱気で客席を躍らせていた。
fifiが率いる
FIRESTARTERはメロディアスな楽曲と古き良きロックの魂が合致した説得力のあるライヴで更に場内を沸かせた。
「一曲目はこれだ!!」というFinkのかけ声と共に1曲目「mess me up」から伝説の一夜がはじまった。ジャキジャキと鋭くポップだけど邪悪なギターリフ、FinkとFifiの二人のまっすぐ飛んでくるヴォーカル、Sammyの邪悪なベース、Shoeのドラムが更に熱気を高める。観客の熱気はうねりながら大きくなり、ダイヴの嵐を生み、会場が一体となった。
アンコールを含め約20曲を演奏した1時間弱という時間は、彼らが活動した3年間を物語るような太く壮絶なミサイルのようなものだった。アンコールにはTEENGENERATEと長い付き合いの、
JET BOYSのオノチンが全裸で登場し、1曲だけ一緒に演奏した。
一夜限りの再結成で、音もメンバーも客席も当時と変わらぬ熱気を放っていたのは、メンバーが今も、それぞれの場所で活動を続けているからこそだろう。
この日この場所に集まった人々はサイコーの音楽とサイコーの酒でサイコーの顔をしていた!!
Photo by Masao Nakagami(TARGET EARTH)