滋賀県出身・在住のシンガー・ソングライター
金木和也が、『
LUCKY』(2014年)、『
最終兵器』(16年)に続くミニ・アルバム第3弾『
大人』を1月18日(水)にリリース。これまでのポップな印象から一変し、バンド・サウンドで大胆に迫る本作からリード曲「がらんどう」のミュージック・ビデオが公開されています。
亀本寛貴(g /
GLIM SPANKY)、OKP-STAR(b /
Aqua Timez)、刄田綴色(dr)を迎えてレコーディングされたという「がらんどう」について金木は、「前からライヴでは演奏していた曲で、僕の世代が抱いている空虚感みたいなものがテーマになっています。この曲に引っ張られるようにして、アルバム『大人』全体ができ上がりました」とコメント。なおMVは、女性メンバーのみで構成されている創作ユニット、ピンクじゃなくても(
pinkmo.com)がディレクションを担当。歌詞やバンド・メンバーの姿をプロジェクターで“煙”に投影するという手法で制作され、金木が華麗なステップを見せつけるダンス・シーンも盛り込まれています。
金木自身はその内容について「10代が“大人”を歌おうとすると、背伸びしたり、反抗的になったりするように思います。40代や50代だと、すごく落ち着いた“大人”像になるんでしょうし。僕はいま24歳なので、一応“大人”ですけど、大人としてはすごく中途半端な年齢だと思うんですよ。だから、そんな年齢の僕にとっての“大人”を表現したいと思いました」と語るミニ・アルバム『大人』。ジャケット・イラストはこれまで同様に、版画や切り絵といった作風で知られる笠井由雅子(Day Starter)が担当。デザインは、京都を拠点に活動しているバンド
SATORIのメンバーである内藤ちゃんが手がけています。