世界に熱心なリスナーを持つLAの人気ネット・ラジオ局「dublab」が企画した、“あり得ないけど見たい!”という夢から生まれた架空のコンサート・フライヤー&ポスター展〈THE DREAM SCENE〉の展示作品をまとめたアート・ブック
『ザ・ドリーム・シーン 夢想が生んだ架空のコンサート・フライヤー&ポスター集』が7月15日(金)に刊行されます。伊藤桂司、五木田智央、中原昌也ら日本人作家の作品も含め、53アーティストの全59作品を掲載しています。
また7月18日(月・祝)から24日(日)まで、東京・恵比寿 KATAにて同作品の展示も開催決定。LAから持ち込まれた作品の実物が無料で鑑賞できる、貴重な機会です。オープニングとクロージングには、参加した日本人アーティストのスペシャル・トークや展示にイスパイアされたライヴとDJによるパーティも予定。目と耳で楽しむ展示となりそうです。
「これは失われつつあるフライヤー、ポスター文化へのオマージュであり、いまだそれらが時には音楽そのものに勝るほどの想像力を掻き立て得るものであることを示してもいる。更に、音楽が如何にアートの形成に寄与してきたのかを、最もパーソナルなレヴェルで表現したものでもある。ティーンエイジャーの時に熱心に聴いた音楽は、その後のその人の音楽体験を形成するときに決定的な影響を与えるという話があるが、それは音楽体験だけではなく、あらゆる表現の根本を成すものではないだろうか」――原 雅明(『ザ・ドリーム・シーン 夢想が生んだ架空のコンサート・フライヤー&ポスター集』序文より)