――ジャカルタのインターナショナル・スクール。卒業間近の学生20人が在籍する哲学クラスで卒業試験として与えられたのは、思考実験の課題。それは、「迫りくる核の大惨事に備え、地下シェルターに入るにふさわしい人間を、自分たちの中から論理的に選び出せ」という、生徒たちが今まで経験したことのないような難解なものだった――。新進気鋭の次世代のクリエーターが続々と輩出する、いまアジア圏で最も熱い注目を集める映画大国インドネシア発の話題作、『ラスト・ワールド』が5月17日(土)より東京「新宿シネマカリテ」にて公開されます。
『エス〜es〜』、『THE WAVE ウェイヴ』など、観客の予想を裏切り、かつ魅了してきた“特定の状況下に置かれた人間の心理的変遷”を描いた作品。そんな流れを経た本作は、バーチャルとリアルが交錯する見事な映像とともに、突如与えられた役割、職業のもと、かつて見たことのないような、終末後の仮想サバイバル討論会(ディベート)が繰り広げられます。世界の終りに直面した時、誰と生き、誰を見捨てるのか? 生徒たちの目を通し、複雑に絡み合い、どんどん緊張を増していく、その様を体感しましょう。
本作は、『誘惑の恋人たち』のジョン・ハドルズが監督を手掛け、『リディック』などを手掛ける
ジョージ・ザックが製作。主演には、『The Purge』『+1 / Plus One』など、ユニークな作品に出演し続けている
リース・ウェイクフィールド、『ハリー・ポッター』シリーズの
ボニー・ライトら、新進気鋭のキャストが勢ぞろい。そして音楽は、
KORNの
ジョナサン・デイヴィスが手掛けています!
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■2014年5月17日(土)より、新宿シネマカリテにてロードショー
『ラスト・ワールド』
配給: アース・スター エンタテイメント