鬼才、
ラース・フォン・トリアー監督が女性のセクシュアリティに挑んだ最新作『ニンフォマニアック』(Vol.1:10月11日公開、Vol.2:11月1日公開)。
シャルロット・ゲンズブール、
シャイア・ラブーフ、
ユマ・サーマンや
クリスチャン・スレイターら豪華出演者たち9名の顔がアップで配された“性に目覚め、性に溺れ、愛を忘れた。”、教室内で無機質な文房具で痴情にふける女性を写した“愛なんて、教わっていない。”、絵画風に配された登場人物たちがそれぞれの欲に身を委ねている“愛とは、嫉妬交じりの強い性欲に過ぎない。”と、作品への更なる興味を駆り立てる、3点のビジュアルが公開されました。
――凍えるような冬の夕暮れ、年配の独身男セリグマン(
ステラン・スカルスガルド)は、裏通りで怪我を負って倒れている女性ジョー(シャルロット・ゲンズブール)を見つけた。彼は自分のアパートでジョーを介抱し、回復した彼女に尋ねた。「いったい何があったんだ?」するとジョーは自身の生い立ちについて赤裸々に語り始めた。それは、幼い頃から“性”に強い関心を抱き、数えきれないほどのセックスを経験してきた女性の驚くべき数奇な物語だった――。
〈カンヌ国際映画祭〉にて、『奇跡の海』で審査員特別グランプリ、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』でパルムドールを受賞した鬼才ラース・フォン・トリアー。近年も『アンチクライスト』、『メランコリア』で世界中を騒然とさせてきた彼が最新作『ニンフォマニアック』で選んだテーマは“女性のセクシュアリティ”。自らを色情狂と認める女性の半生をVol.1、Vol.2の2部構成で描いたもの。
全編、至るところに盛り込まれた過激なセックス描写にとどまらず、物語、映像、演技、ディテールのあらゆる面でサプライズに満ちた衝撃作であり、娯楽性豊かな“喜劇”とも言える作品に仕上がっています。
主人公“ジョー”に扮するのは、『アンチクライスト』、『メランコリア』でトリアー監督のミューズとなったフランスの人気女優、シャルロット・ゲンズブール。さらに、トリアー作品の常連俳優であり、『ドラゴン・タトゥーの女』、『アベンジャーズ』などのハリウッド大作でも活躍するステラン・スカルスガルドが博識の紳士“セリグマン”を演じているほか、さらにジョーのロスト・ヴァージンの相手となる“ジェローム”役のシャイア・ラブーフ、クリスチャン・スレイター、ユマ・サーマン、
ウィレム・デフォー、
ジャン=マルク・バール、
ウド・キアなど、そうそうたる役者たちが新境地を開いています。
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■『ニンフォマニアック Vol.1』
2014年10月11日(土)〜
■『ニンフォマニアック Vol.2』
2014年11月1日(土)〜
新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷ほか全国順次公開