2014年〈カンヌ国際映画祭〉に正式出品されるや大絶賛を浴び、それ以降も世界中の映画祭で熱狂をもたらしたウェスタン・ノワール、映画『悪党に粛清を』(6月27日公開)。本作の公開を控え、妻子を殺され復讐に燃える孤高の主人公を演じ、『偽りなき者』でカンヌ国際映画祭・主演男優賞を受賞したデンマークを代表する国際的俳優“北欧の至宝”こと
マッツ・ミケルセンが5月に初来日します。
『007 / カジノ・ロワイヤル』(2006年)の悪役“ル・シッフル”役で国際的にブレイクし、2010年に母国の映画界への貢献からデンマーク女王・マルグレーテ2世よりナイトの称号を授与。
『偽りなき者』(2012年)ほか、ドラマ『ハンニバル』(スターチャンネルにて放送中)の“レクター”役でも知られるマッツ・ミケルセン。ニコラス・ウェディング・レフン監督作
『プッシャー』(1997年)での映画デビューから18年、演技派としての本領を発揮する主演最新作『悪党に粛清を』を引っさげ、満を持しての初来日を果たします。
なお、5月11日(月)からプロモーション活動を行ない、翌12日(火)には舞台挨拶に登壇予定。舞台挨拶付き・日本最速上映会のチケットは5月2日(土)からチケットぴあで発売されます。
ミケルセンは、壮絶な復讐劇が展開される『悪党に粛清を』について、「古典的なジレンマに興味を覚えたんだ。越えてはならない線をもし越えたら人間はどうなるか。聖書の教えの1つはこうだ、“左の頬をも向けなさい”復讐してはならないとね。でも旧約聖書は報復も認めているし、人間の心にはどうしても復讐の念が沸いてしまう。そこで問われるのは個人が裁くか法に裁いてもらうかだ。『悪党に粛清を』ではこの問いを扱っているんだ」と、見どころについて語っています。
(C)2014 Zentropa Entertainments33 ApS, Denmark, Black Creek Films Limited, United Kingdom & Spier Productions(PTY), Limited, South Africa
■『悪党に粛清を』
2015年6月27日(土)新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
R15+
[STORY]
法も秩序も通用しない世界で尊厳と誇り、そして愛を取り戻すため、心優しき男は冷酷なスナイパーとして再び銃を手に取った――。1870年代アメリカ―。デンマークから新天地アメリカへ渡った元兵士のジョン(マッツ・ミケルセン)は、開拓地で非情にも妻子を殺されてしまう。犯人を追いつめ射殺したジョンだったが、犯人が悪名高いデラルー大佐の弟だったことから怒りを買う。更にその情婦で声を失ったマデリン(エヴァ・グリーン)も巻き込み、それぞれの孤独で壮絶な復讐がはじまる……。
出演: マッツ・ミケルセン、エヴァ・グリーン、ジェフリー・ディーン・モーガン
監督:クリスチャン・レヴリング
配給:クロックワークス / 東北新社
Presented by スターチャンネル