スーパー音楽制作集団“
ゴダイゴ”と、そのメンバーが関わった貴重な音源を発掘/復刻していくレーベル“G-matics”から、
タケカワユキヒデの6枚のソロ・アルバムが紙ジャケット仕様で復刻されます!
1975年のデビュー以降、ゴダイゴのヴォーカリストとして活躍しながら、ヒット曲「ガンダーラ」「ビューティフル・ネーム」「銀河鉄道999」をはじめ、幾多の素晴らしい楽曲を世に送り出してきた“名曲しか書けない男”……タケカワユキヒデ。今回復刻される6枚のアルバムは、いずれも多くの音楽ファンに発売を熱望されていながら、長年入手困難だった作品。これを聴けば、彼が名ヴォーカリストであると同時に稀代のメロディメイカーでもあったことに、改めて気付かされるはず!
※11月21日発売
・紙ジャケット仕様
・2008年マスタリング音源採用
・オリジナルインサート復刻/解説付
・全タイトル 税込2,500円
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『走り去るロマン』〈1975年発表〉※写真
(GMT-009)
栄光のデビュー・アルバム。“自作曲を英語で歌う”ことにこだわりぬいた情熱とその抜きんでたメロディメイカーとしての資質をプロデューサー、ジョニー野村に見出された。作詞は
奈良橋陽子が担当、制作時に難航していた録音作業をきっかけに
ミッキー吉野が参加、後のゴダイゴ結成に繋がる運命的な出会いが凝縮された側面も持つ、日本ポップス史上屈指の重要作品。
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『レナ』〈1980年発表〉
(GMT-010)
それまでに作曲した作品から厳選された珠玉の8曲を収録。当初は、
あおい輝彦に「サヨナラ・マイ・ラブ」として提供され、初期ゴダイゴのステージやドラマ「男たちの旅路」劇中で演奏されていた名曲「あの頃」などを収録。同時期のゴダイゴ作品とは異なる傾向の質感が見事にサウンドで演出されている。
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『白い街角』〈1983年発表〉
(GMT-011)
“武川行秀”と漢字表記のアーティスト名義でリリースされた。前作までとは一転して日本語詞によるシティ・ポップス調の楽曲に比重を置いた異色のアルバム。演奏は当時活動を共にしていたタリスマン。ミッキー吉野がアレンジで参加した最後のアルバムとなった。
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『泥棒日記』〈1984年発表〉
(GMT-012)
前作に続いて漢字表記アーティスト名義でのリリース。コンピューターによる打ち込みサウンドを効果的に導入しながらも独自のポップセンスを意欲的に展開した作品。今こそ再評価されてしかるべきのMTV時代当時の雰囲気をたっぷりと含んだ絶妙なポップ感覚が満載。
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『ドント・ターン・バック』〈1986年発表〉
(GMT-013)
1986年1月発表。ソングライターとして数多のアーティストに提供した楽曲の数々の中からセルフ・カヴァーしたトラックを中心に構成されたアルバム。
浅野孝己によるギター以外はすべて打ち込みで演奏されている。アニメ『うる星やつら』の主題歌「ロック・ザ・プラネット」などを収録。
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『ハロー/グッドナイト』〈1987年発表〉
(GMT-014)
それまでのキャリアから厳選された新旧レパートリーのセルフ・カヴァーを散りばめて構成されたハートウォーミングな作品集。
中西俊博、
伊勢正三などの凄腕ミュージシャンによるアコースティックな質感をたたえたサウンドと、タケカワユキヒデのヴォーカルとが絶品の相性で光る充実作。