2004/12/16掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
サイケデリック旋風吹き荒れる1967年のニューヨーク。ここで出会った
横尾忠則(写真は横尾がデザインした数多いレコード・ジャケットのなかから遠藤賢司
『東京ワッショイ』)と現代音楽の作曲家として知られる
一柳慧が1968年より制作を開始、1969年当時LP2枚組で発表された、世界初のピクチャー・レコードで知られる一柳慧作曲「オペラ横尾忠則を歌う」。その内容をひと言で言えば、音の洪水。一柳の電子音に、青森のバス・ガールの歌う子守唄、軍歌、横尾が女風呂で歌ったという「男の純情」、
内田裕也率いるGSグループ、
フラワーズの演奏……と挙げればキリがないほどにさまざまな音が押し寄せてくる、とても興味深い伝説の逸品。そんなマニア心を刺激するアイテムが、限定1,000セットでBRIDGE INC.より10月30日予定で
CD化(BRIDGE-028〜031 \9,800(税込))されるそうです!
BRIDGEの
公式HPによれば、LPサイズによるCD4枚組のボックス・セットで、アートワークのすべてにオリジナルの原画を使用し、豪華ブックレットやポストカードのセットが付属することなどが予定されているそうで、他の詳細は決定次第アップされるとのこと。
息を呑むほどに素晴らしいアートワーク、何か新しい音楽を創造しようとする当時の熱いエネルギーを感じたければ、これは放っておけないアイテムといえますよね!?