ブログから書籍化されベストセラーとなった「はなちゃんのみそ汁」の“はなちゃん”が通った保育園として知られ、日本の伝統的な食養生・医食同源に基づいた和食の給食を実践している、福岡・高取保育園のドキュメンタリー映画「いただきます〜みそをつくる子どもたち」(2016年)。同作が新たなシーンも加わった“劇場版”となり、東京・渋谷 アップリンクで10月7日(土)より公開されます。
1968年の開園以降、アレルギーや食育という言葉がまだない時代から、アレルギー疾患の子どもたちを受け入れ、その解決策や食のあり方を探ってきた高取保育園。「いただきます〜みそをつくる子どもたち」ではその活動に密着し、毎日食べる玄米は子どもたちが研ぎ、全園児200人分のみそ汁のみそ100kgを毎月5歳児クラスが仕込むという“実践”などから、「いただきます」の本当の意味や、和食と日本人の深い関係性についても紐解いていきます。ナレーションは、女優の
石田ゆり子が担当。
全国80ヶ所にも及んだ自主上映での反響に応え、公開される劇場版では、高取保育園への追加取材のほか、内科医・奥田昌子や映画『みんなの学校』で注目を集めた教育者・木村泰子へのインタビューなどを追加。エンディング・テーマとして、“
坂本美雨 with
CANTUS”が歌う「星めぐりの歌」が使われています。
©イーハトーヴスタジオ
■「いただきます〜みそをつくる子どもたち」劇場版
2017年10月7日(土)より、渋谷アップリンクほか全国順次公開
ナレーション: 石田ゆり子
出演: 高取保育園の元気な子どもたち / 保護者のみなさん / 西 福江(高取保育園園長) / 小泉武夫 / 奥田昌子 / 木村泰子 ほか
監督・撮影・編集: オオタヴィン
プロデューサー: 安武信吾
エンディングテーマ: 星めぐりの歌(作詞・作曲: 宮澤賢治 / 歌: 坂本美雨 with
CANTUS )
挿入歌: いま 生きているということ(作詞: 谷川俊太郎 / 作曲・歌: 小室 等)
製作: イーハトーヴスタジオ
配給・宣伝: メジロフィルムズ