2005/01/24掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
昨年の9月に劇場公開されて以来、大ヒットを記録し、3月25日には晴れてDVD化も決定するなど、話題の
矢口史靖監督作品
『スウィングガールズ』(写真は「スウィングガールズ」オリジナル・サウンドトラック)などにより、ここのところ脚光を浴びているビッグ・バンド・ジャズ。
グレン・ミラーと
ファッツ・ウォーラーが昨年生誕100周年を迎えたのを記念し、ビッグ・バンド・ジャズの巨人たちのベスト曲を集めたCD+DVDの2枚組パッケージによる“The Centennial Collection”全6タイトル(各\2,730(税込))が、今週末の1月26日にリリース!
海外では昨年すでに発売されていますが、日本盤としてもリリースされるのは、まことにめでたい限り。とくにうれしいのはこの\2,730(税込)という価格にもかかわらず、ボーナスDVDが付いており、普段なかなかお目にかかれない、さまざまな貴重な映像も観れてしまうところもポイントですよ。
発売される6タイトルとは……
※各タイトル下はボーナスDVD収録内容のみを掲載しています。
●グレン・ミラー
『グレン・ミラーのすべて』BVCJ-38059〜60
(1)チャタヌーガ・チュー・チュー:映画「サン・ヴァレー・セレナーデ」より
(2)映画「サン・ヴァレー・セレナーデ」のシーンから
(3)映画「オーケストラの妻たち」のシーンから
(4)セレナーデ・イン・ブルー:1961年TV番組“Glenn Miller Time”より、ジョニー・デスモンド(ヴォーカル)・レイ・マッキンレー指揮グレン・ミラー楽団
(5)RCAビクターのTVコマーシャル・フィルム
(6)ベーシスト、トリガー・アルパートのホーム・ムーヴィー
(7)第二次世界大戦時のアーミー・エア・フォース・バンド
(8)ジミー・スチュアート主演映画「グレン・ミラー物語」(1955年)より
(9)イン・ザ・ムード:1961年TV番組“Glenn Miller Time”より、レイ・マッキンレー指揮グレン・ミラー楽団
(10)ムーンライト・セレナーデ:1961年TV番組“Glenn Miller Time”より、ジョニー・デスモンド(vo)・レイ・マッキンレー指揮グレン・ミラー楽団
●ファッツ・ウォーラー
『ファッツ・ウォーラーのすべて』BVCJ-38061〜2
(1)ザ・ジョイント・イズ・ジャンピン
(2)浮気はやめた
(3)ハニックル・ローズ
(4)ユア・フィーツ・トゥー・ビッグ:16mmプロモーション・フィルム“Soudies”より
(5)アイヴ・ゴット・マイ・フィンガース・クロスド:20世紀FOX映画“King of Burlesque”より
(6)ユア・フィーツ・トゥー・ビッグ:1980年代のNancy Beiman制作によるアニメーション
●
デューク・エリントン『デューク・エリントンのすべて』BVCJ-38063〜4
(1)シンフォニー・イン・ブラック:ダッキー・ウッキー〜サデスト・テイル他
(2)デューク・エリントン楽団のレコーディング
(3)コットン・テイル
(4)ガット・イット・バッド
(5)フラミンゴ
(6)ブリ・ブリップ
(7)C・ジャム・ブルース:1941年11月ビデオ・ジューク・ボックス用
(8)ジャンボリー#7:ムード・インディゴ〜ソフィスティケイテッド・レディ〜スイングしなけりゃ意味がない〜ドント・ゲット・アラウンド・マッチ・エニモア
(9)デューク・エリントンへのインタビュー(11分,音声のみ)
●
ベニー・グッドマン『ベニー・グッドマンのすべて』BVCJ-38065〜6
(1)メドレー:アイヴ・ゴット・ア・ハートフル・オブ・ミュージック〜アヴァロン〜ワン・オクロック・ジャンプ:映画“Hollywood Hotel”での演奏。共演はハリー・ジェームス,ジーン・クルーパ,ライオネル・ハンプトン,テディ・ウィルソン
(2)あなたはご存知ね(クインテット)
(3)ワン・オクロック・ジャンプ
(4)ロール・エム(オーケストラ):1942年映画“The Power Girl”より
(5)1943年映画“The Gang's All Here”より
(6)どうしてそんなに(共演ペギー・リー)
(7)ビューグル・コール・ラグ:映画“Stage Door Canteen”より
(8)1955年映画“The Benny Goodman Story”のオープニングより
(9)世界は日の出を待っている(共演レッド・ノーヴォ):60年TV「エド・サリヴァン・ショー」より
(10)セクステットによる“ブルース”
(11)ザ・モンク・スイングス
(12)世界は日の出を待っている
(13)ザ・モンク・スイングス 以上,1966年ベルギー・ジャズ・フェスティバルより
(14)インタビュー(音声のみ)
●
コールマン・ホーキンス『コールマン・ホーキンスのすべて』BVCJ-38067〜8
(1)インディアン・サマー
(2)アヴァロン
(3)ジャンピン・ウィズ・シンフォニー・シド:50年後半のTV番組「JAZZ PARTY」での演奏
(4)ワイルド・マン・ブルース:50年代のTV番組から 共演はヘンリー・レッド・アレン(トランペット)
(5)ラヴァー・マン:ホーキンスをフィーチュアしたTV予告編より
●
アーティ・ショウ『アーティ・ショウのすべて』BVCJ-38069〜70
(1)クラス・イン・スイング:スイング音楽はいかにして作られるのかをアーティ・ショウ楽団を通して解説する,1939年1月に制作された短編映画
(2)エヴリシング・イズ・ジャンピン
(3)コンチェルト・フォー・クラリネット:フレッド・アステア,バーゲス・メレディス主演のコメディ映画“Second Chorus”での演奏2曲
(4)2001年,BluebirdレーベルよりCDボックスをリリースしたときの収録の自伝的インタビュー