エアロスミス 2005/05/27掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
フジテレビ系で放送中の“月9”ドラマ『エンジン』。その中で
SMAPの
木村拓哉演じる主人公・次郎のテーマとして、
エアロスミスの
「エンジェル」が使用されているのは皆さんご存知かと思います。このたび、その「エンジェル」の
シングル・カット(c/w.「ガール・キープス・カミング・アパート」UPCI-5019/\840(税込))が決定しました。ユニバーサル ミュージックから6月8日、同ドラマの
サウンドトラック盤(UPCI-1025/\2,600(税込))と同時発売になります。
「エンジェル」は、エアロスミスが1987年に発表した
『パーマネント・ヴァケイション』(写真)に収録。
ボン・ジョヴィとの仕事で名を売ったソングライター、デスモンド・チャイルドとスティーヴン・タイラーのペンによるバラードで、88年にシングル・カット。全米チャート3位を記録しています。これは97年に「ミス・ア・シング」(映画
『アルマゲドン』の主題歌)で全米No.1を獲得するまで、バンド史上最高のチャート・アクションでした。一方で、“ロック・バンド”エアロスミスを愛するファンからは“売れ線狙い”との批判を浴びた曲でもあります。
木村拓哉主演のドラマ絡みといえば、
『プライド』の主題歌に起用された
クイーンの「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」が思い出されます。これによりベスト盤
『クイーン・ジュエルズ』は異様なまでの大ヒット、“クイーン・ブーム”が沸き起こったのは記憶に新しいところです。さすがにシングル1枚であそこまでの騒ぎにはならないでしょうが、これをきっかけにロック・ファンが一人でも増えてくれれば嬉しい話。そんな方がいたらせめて、バンドの全時代を網羅したベスト盤
『アルティメイト・エアロスミス・ヒッツ』くらいは聴いていただきたい!