クライム・サスペンス映画
『ドライヴ』(2011年)で、第64回〈カンヌ国際映画祭〉“監督賞”を受賞したヴァイオレンス映画の名手、
ニコラス・ウィンディング・レフン監督が、
『オンリー・ゴッド』(2014年)以来の監督作「ネオン・デーモン」を発表。同作が2017年1月より東京・六本木 TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国で公開されることが決定しました。併せて予告編とポスター・ヴィジュアルも公開中。
2016年5月に開催の第69回〈カンヌ国際映画祭〉“コンペティション部門”に出品された映画「ネオン・デーモン」。映画はファッション業界の裏側に渦巻く嫉妬や欲望を、紫を基調とした幻想的な映像で描いたホラー作。撮影監督を務めたのは、ペルー映画
『悲しみのミルク』(2008年)で知られるナターシャ・ブレイア。物語を彩る煌びやかな衣装は「アルマーニ」「サンローラン」などの名だたるハイブランドによるものです。トップ・モデルになるために、徐々にダークサイドを見せていく主人公役には
『マレフィセント』(2014年)でオーロラ姫を演じた
エル・ファニング。カール・グルスマン(
『LOVE』)、
ジェナ・マローン(
『ハンガー・ゲーム』シリーズ)、
キアヌ・リーブス(
『エクスポーズ 暗闇の迷宮』)らが脇を固めています。今回公開された予告編でも確認できる、監督が「クソ最高」と絶賛したというリーブスの演技には注目です。
なお11月には、レフン監督が本作のプロモーションのため、約3年ぶりに来日することも決定しています。
■「ネオン・デーモン」
2017年1月より東京・六本木 TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー
http://gaga.ne.jp/neondemon/
[あらすじ]
誰もが目を奪われる特別な美しさに恵まれた16歳のジェシーは、トップモデルになる夢を叶えるために、田舎町からロスへとやって来る。すぐに一流デザイナーやカメラマンの心をとらえチャンスをつかむジェシーを、ライバルたちが異常な嫉妬で引きずりおろそうとする。やがて、ジェシーの中に眠る激しい野心が目覚め、永遠の美のためなら悪夢に魂も売り渡すファッション業界の邪悪な毒に染まっていく――。
監督: ニコラス・ウィンディング・レフン『ドライヴ』『オンリーゴッド』
出演: エル・ファニング / カール・グルスマン / ジェナ・マローン / ベラ・ヒースコート / アビー・リー / キアヌ・リーヴス
配給: ギャガ
©2016, Space Rocket, Gaumont, Wild Bunch