12月23日（金・祝）より東京・日比谷 TOHOシネマズ シャンテほか全国順次ロードショーとなる映画「MILES AHEAD / マイルス・デイヴィス 空白の5年間」より、ロバート・グラスパーが手掛けたサウンドトラック・アルバム『マイルス・アヘッド オリジナル・サウンドトラック』（SICP-4776 2,400円 + 税）が、第59回〈グラミー賞〉の“最優秀サウンドトラック・アルバム賞”（コンピレーション / 映画・テレビ・その他映像部門）にノミネートされました。

　生誕90年にして没後25年となる2016年に公開される「MILES AHEAD / マイルス・デイヴィス 空白の5年間」は、“ジャズの帝王”マイルス・デイヴィス初の伝記映画。『ホテル・ルワンダ』（2004年）で〈アカデミー賞〉“主演男優賞”にノミネートされた演技派俳優、ドン・チードルが監督、主演、脚本、製作を務め、マイルスのキャリア空白期にスポットをあて、音楽と人生の本質に迫ります。荒々しいクライム・アクション風の現在とロマンティックでムーディな過去が史実とフィクションの垣根を越え、渾然一体となってスリリングに展開し、つねに型破りで革新的だったマイルスの生き方、パッションにしびれる極上のエンタテインメント作品となっています。

　2017年はジャズ生誕100周年となるメモリアル・イヤー。今もなお現代の音楽シーンに影響を与え続けている帝王マイルスを描いた本作にはジャズ・ファンから受賞の期待が寄せられています。グラミー賞の発表と授賞式は2017年2月12日（LA現地時間）に行なわれます。